学校が再開された3月18日(水)に、中学生は午前中3時間の授業を受けました。この日の給食は、みんなが大好きなカレーでした。学校再開が急に決まったのですが、何とか給食も間に合わせることができました。このあたりが、小回りが利く若桜学園のいいところです。そして午後からは、久しぶりの部活動です。体づくりのために運動部は、各自でマラソンコースを走ってから練習を始めるようにしていますので、臨時休校中に体がなまっていた人は、ちょっとしんどそうでした。ところで、小中一貫校の若桜学園では、6年生も部活動に参加しています。他の中学校では、4月の入学後に体験入部をしたあとで、4月下旬から5月の連休明けのころに本入部をするのですが、若桜学園の6年生は、2月から部活動をしています。中学校の生活のリズムに早く慣れることもできますし、競技力や体力の向上にもつながります。今から中学生と一緒にがんっばっている若桜の6年生は、みんなすくすく成長しています。
3月5日(木)から臨時休校になっていましたが、3月18日(水)より学校が再開されました。約2週間ぶりの登校となりましたが、朝のあいさつも元気良く、学校に活気がもどりました。9年生が卒業し、今学期もあと4日となりますが、令和元年度の締めくくりをしっかりして来年度を迎えたいと思います。

3月12日(木)の卒業式に向けて、式場の準備を教職員だけで行いました。今年の卒業式は、中学生のみの出席となりますが、人生の節目となる大切な行事ですので、卒業生の門出のために精一杯の準備をしたいと思います。卒業式の練習もほとんどできないままの式になりますが、中学生と教職員でできる限りのことをして、15名の卒業生の旅立ちを祝いたいと思います。

令和元年度は、毎月25日に地元の食材をふんだんに使ったちょっと豪華な給食「イチオシ若桜メシ」が出され、大好評でした。3月は9年生が卒業する前の10日(火)にこの「イチオシ若桜メシ」を食べることができるはずでしたが、残念ことに臨時休校になってしまいました。この3月の「イチオシ若桜メシ」には、卒業のお祝いの意味を込めて「弁天まんじゅう」が出されるはずでした。地元若桜の名物を給食で食べられることを楽しみにしていた人は多かったと思います。若桜の歴史の中で、給食に弁天まんじゅうが出るのは、たぶん初めてだったと思うのですが仕方がありません。これから先、弁天まんじゅうを食べるたびに、この「まぼろしのイチオシ若桜メシ」のことを思い出すのかもしれません。

3月5日(木)から臨時休校になりました。若桜町には放課後児童クラブがあり、平日の放課後や夏休みなどの長期休業中に運営されています。このたびの臨時休校についても、今までこの放課後児童クラブを活用されていた家庭に加え、新たに募集をして臨時休校初日から運営されています。今まで長期休業中は公民館が会場でしたが、このたびはそれを準備する時間もありませんでしたので、平日の放課後に使っている若桜学園のふれあいルームを使っています。このふれあいルームは、小学生向けの図書室にもなっていますので、読み切れないくらいの本があります。利用時間は午前7時30分から午後7時までで、お昼ご飯は各自で持ってきます。放課後児童クラブの長期休業中の利用金額は1日につき300円です。本日も活動の様子をのぞいてみましたが、密集しないように2教室に分かれ、宿題をしたり本を読んだりしていました。放課後児童クラブの職員の方々に加え、若桜学園の支援員さんも加わり、安全で安心して活動できる環境が整えられているようです。このようなところにも、子育てにやさしい町若桜が表れているように思います。
3月5日(木)は、県立高校一般入試の日です。午前7時前に若桜駅に集合し、それぞれの受験会場に向けて観光列車YAZUに乗って出発しました。見送りには、校長先生と宮脇先生、それに加えてすでに進学先が決まっている応援委員長も駆けつけました。雪が舞う中、きりりとひきしまった表情で試験会場に向かう若桜学園の受験生は、きっと力を出し切ってくれると思います。
突然のことで、明日(3月5日)から長い臨時休校になることになりました。早いところでは3月2日から臨時休校になった学校もありますが、若桜学園では3日間登校してからの休校となりました。その3月4日の午後は、各クラスでいろいろなことが行われました。1年間の作品を持ち帰り用の袋に入れながら制作していた時のことを思い出したり、サプライズで担任の先生に感謝の気持ちを伝えたり、今年1年間の成長を実感したり、クラスのみんなや先生と仲良く遊んだりもしました。いよいよ卒業となる9年生は、卒業を前に最後の思い出作りをしたり、教室をピカピカにきれいにしたりしました。そして明日からの高校入試に向けて再度気を引き締めたりと。まだ卒業式や修了式はありますが、ひとつの節目となる3月4日を、それぞれのクラスで大切に過ごしたようです。130人の児童・生徒の皆さん、今回の臨時休校にも負けることなく、今までで身につけてきた力を発揮してみんなで力を合わせて乗り切りましょう。
