若桜学園のスキー部のが、朝日新聞(1月19日)で紹介されました。若桜ならではの特色ある部活動に取り組み、全国の舞台で活躍する中学生と一緒に学校生活を送ることができることは、すべての児童生徒にとってとてもいいことだと思います。

若桜学園ではこの時期、中学生の希望者を募ってスキー部を結成しています。主にクロスカントリースキーを中心に活動しているのですが、今年の冬は降雪が少なく、練習ができなくて苦労しています。県大会も大山で行われる予定でしたが、雪不足で中止になり、1月22日から行われるはずだった中国大会も中止となりました。このような状況ですので、全国大会への出場者選考は、昨年度までの実績を考慮して決定され、若桜学園からは7名の生徒が全国大会へ出場することになりました。
井口 虎汰郎 以後 天音
小林 愛実 杤本 彩乃
山根 永嗣 山根 知弥
森岡このみ
全国大会は2月3日から長野県で行われます。みんなで応援しましょう。


若桜学園の児童生徒会の専門委員会は、5~9年生でするものと、小学生だけ(5,6年生)でするものがあります。5年生以上でする専門委員会は、小中一貫校のメリットをいかした活動になります。小学生だけの委員会活動は、他の小学校で5,6年生が小学校の最上級生として活動する経験を、若桜学園でもできるように考えられています。
1月17日(金)の昼休みに、この小学生だけの体づくり委員会がドッジビー大会をしました。この日は、1~6年生が体育館に集まり4つの色別縦割り班にわかれて、ドッジビーで楽しみました。この「ドッジビー」とは、柔らかいフリスビーを使ってドッジボールをする競技です。ボールと違って円盤状のフリスビーは回転しながらゆっくり飛ぶので、当たっても痛くありません。そのフリスビーを同時に2個、3個使ってすることで、どこから飛んでくるのかがわかりにくく、とてもスリリングなゲームになりました。寒い季節の運動不足の解消に体づくり委員会が考えてくれたそうですが、こうして異学年が一緒に遊ぶ経験は、とても大切なことだと思います。児童の自主的な企画・運営でこういう活動ができることは、とても素晴らしいことだと思います。


しっかり睡眠をとって規則正しい生活を送るために取り組んでいる「めざせ!睡眠王!」の取り組みも、いよいよゴールが近づいてきました。

1月17日現在、トップは1年生と6年生で、ゴールまであと7マスです。学年で団結して、目標時刻には就寝する習慣をつけてほしいと思います。しかしその中、「めざせ!睡眠王!」の取り組みが始まってから、わずか2マスしか進んでいない学年があります。それは、もちろん9年生です。9年生は、11時半には寝ようということになっていますが、受験を前にした9年生は、今、自分の進路実現に向けて頑張っている真っ最中です。健康のことを考えると、しっかり睡眠をとってほしいと思いますが、勉強の方も手を抜くわけにはいきません。なんとか時間を有効に使って、健康を維持しながら力をつけていってほしいと思います。
若桜学園の給食では、月に1回ご飯の代わりにパンが出されます。今年最初のパン給食が1月16日(木)にあり、児童生徒に大人気の「きなこ揚げパン」が出ました。この揚げパンは、若桜ではずいぶん前から給食に出ていてなじみがあるメニューなのですが、この日の揚げパンはちょっと違いました。なんと、パンがほんのり暖かいのです。聞いたところによると、食べる時刻に合わせて調理を調整されたのこと。給食でこんなおいしい揚げパンが食べられるなんて、本当にありがたいことです。若桜の子どもたちは、おいしい給食をいただけることに慣れていますが、あらためて作ってくださる方々に対して感謝の気持ちを持ってほしいと思います。