学園トピックス

若桜学園の部活動

2020年5月12日 09時33分

若桜学園の部活動は、野球部、卓球部(男女)、ソフトテニス部(男女)、吹奏楽部を基本に、兼部可能な茶道部、華道部、そして、大会に向けて結成される水泳部、陸上部、駅伝部、スキー部で構成されています。今年の中学生は全部で53人ですので、毎年のように人数が少なくて大変なのではというご心配をいただくことがありますが、実際は、大変充実した活動をしています。本校は、小学生と中学生が一緒の校舎で学校生活を送る小中一貫校ですので、6年生の2学期に部活動の体験入部を実施しています。これは他の中学校の5か月前です。そして2月からは仮入部として平日17時まで部活動に取り組みます。そして3年間の中学校生活の中で、全員が大会やコンクールに参加し、控えや補欠のまま引退することがありません。中には、複数の部活動に取り組み、多くの大会に出場する生徒もいます。さらに今年は、新型ウイルス感染拡大防止のため部活動ができていなかったり新入生の部活が決まっていなかったりする中学校もある中で、若桜学園の7年生を含む中学生は、平日2時間程度の活動という制限があるものの、しっかりと部活動に取り組んでいます。中学校生活の基本は、勉強と部活動の両立です。今年のこのような状況の中で、中学生らしい学校生活を送ることができていることは、本当にありがたいことです。少人数の良さを生かし、その時の状況に応じた取り組みを模索しながら、児童生徒を中心とした活動にしっかり取り組んでいきたいと思います。

放送による集会

2020年5月11日 09時29分

5月11日(月)の朝の集会も、前回と同じく放送で行いました。この日は、中・後期の児童生徒に、校長先生からお話がありました。いろいろなことが制限されている今の学校生活の中で、それに対してどのように考え、人として大切な心の持ち方をするにはどうすればいいのかということについて、子どもたちの心を前向きにし、奮い立たせる力強いお話でした。

中・後期の児童生徒は、それぞれの教室で、机の間隔をしっかりとりながら、とてもいい姿勢で聞いていました。

さくらホールを教室として使っている9年生は、放送が終わると各自が静かに読書を始めました。

今置かれている状況の中で、とてもいい一週間のスタートが切れたように思います。

13日ぶりの登校です

2020年5月7日 11時20分

臨時休校と大型連休が終わり、5月7日(木)は13日ぶりの登校となりました。全国に非常事態宣言が引き続き出されたままですが、その中で学校が再開となったのは青森県と鳥取県のみで、もとから休校になっていなかった岩手県を含めわずか3県のみです。全国の学校が再開できる日が早く来ることを願うとともに、今まで通り登校し、学習に取り組み、給食を食べて友達と遊ぶ通常の学校生活を送ることができることを、本当にありがたいと思います。鳥取県の学校再開の方針にそって今後も対応していきますが、その中には1学級当たりの人数を20~25人程度というものもあります。若桜学園では、全学級がこれに該当していますが、児童生徒間の間隔を1m以上保つために、9年生は今日からさくらホールで学習することにしました。若桜学園では、感染症対策の取り組みを徹底しながら、明日(5/8)以降も、通常の学校生活を送る予定です。(下は、さくらホールで実力テストに取り組む9年生の様子です)

連休中の学校

2020年4月30日 14時50分

いつもの年であれば、大型連休中の学校は、部活動に取り組む中学生の元気な声であふれているのですが、今年はそれがありません。そのかわり、校庭を整備するスポーツトラクターの音や草刈り機の音が響いています。子どもたちがいつ登校してきてもいいように、準備はばっちりできています。今はみんなで我慢して、学校が再開できる日を楽しみに待ちましょう。

全校俳句の取り組み

2020年4月30日 14時18分

若桜学園では、全校の児童生徒が俳句づくりをする取り組みを続けています。本年度は、四季に合わせて年4回作る予定です。さっそく春の優秀作品を「全校俳句」に載せました。入学したての1年生は、夏の作品から参加します。以前はこの「学園トピックス」に載せていたのですが、過去の作品がいつでも見られるように「全校俳句」のコーナーをつくりましたので、ぜひご覧ください。

臨時休校中の先生

2020年4月28日 15時45分

4月28日(火)は、臨時休校のため児童生徒の登校はありませんでした。下の写真は、この日の学校園の様子です。子どもたちが登校してくる日を楽しみに、ふだん持っているチョークやペンを慣れない農作業用具に変えて頑張っています。この学校園では、学年ごとに農作物を栽培しています。今年も、いつもの年のように収穫の喜びを子どもたちと一緒に味わうことができればと思います。

地元食材を使ったおいしい給食

2020年4月28日 13時47分

昨年度から始まった「イチオシ若桜メシ」が、本年度も給食で食べられることになりました。この「イチオシ若桜メシ」は、地元食材をふんだんに使ったちょっと豪華な給食です。もちろん保護者の負担が増えることなく豪華になった費用は町が負担してくださいます。今月は、オンリーBOOの豚肉、ふじわらみそこうじ店のみそ、えごま生産組合のえごま、若桜観光のイチゴジャムが使われた給食でした。おいしい給食で、心も体もすくすく育ってほしいです。



朝から頑張っています

2020年4月24日 13時00分

毎朝6年生が1年生教室に出かけ、荷物の整理などの身の回りのお世話をしています。そして時間になると、絵本の読み聞かせが始まります。すると、1年生はとても集中してそのお話を聞きます。1年生になってまだ1か月たたないのですが、とても早く学校生活になじんでいます。また、6年生も、1年生のお世話をすることで、この4月の間に小学校の最上級生らしくなったと思います。

6年生の図工

2020年4月23日 09時50分

今年は、春の訪れが早く入学式まで桜の花がもつのか心配するほどだったのですが、4月中旬になると日本上空に寒波が押し寄せ、日中の最高気温があまり上がらない日が続いています。4月22日(水)も、天気はいいのですが外に出ると冷たい風が吹いている肌寒い日でした。そんな中、玄関の外を見ると、寒さに負けず校舎をスケッチしている6年生の姿がありました。

小中一貫校の若桜学園では、小学校に中学校の先生が、中学校に小学校の先生が出て授業をしています。6年生の図工もそのひとつで、中学校の美術の先生が担当しています。児童にとっては、小学校から中学校への移行がスムーズになるだけでなく、より専門的な視点からの指導を受けることができます。小学校の先生も、空いた時間に子どもたちのノートやプリントの点検をすることができ、きめ細やかな指導をすることができます。開校9年目の若桜学園では、子どもたちはこのような授業が行われていることを普通のことのように思っていますが、実はとても恵まれたことです。こうして制作した作品が出来上がるのが楽しみです。

お弁当

2020年4月22日 14時27分

4月22日(水)は、予定が変更になり小学生はお弁当が必要になりました。いつもは机と机をくっつけて仲良くお弁当を食べているのですが、感染症防止のため離れて食べなくてはいけません。少し寂しい感じもしますが、日本全国の様子を考えると、児童生徒がこうして学校で一緒に生活を送ることができていることは、とてもありがたいことです。子どもたちがお弁当を食べている様子を見に行ってみたところ、おうちの方が用意してくださった色とりどりのおいしそうなお弁当をうれしそうに食べていました。その様子からは、寂しい感じはせず、楽しそうに食べている感じさえしました。いつもならもっと・・・・と思いがちですが、子どもたちは今ある状況の中でたくましく生きているのかもしれません。

(4年生の様子です)