若桜学園の部活動は、野球部、卓球部(男女)、ソフトテニス部(男女)、吹奏楽部を基本に、兼部可能な茶道部、華道部、そして、大会に向けて結成される水泳部、陸上部、駅伝部、スキー部で構成されています。今年の中学生は全部で53人ですので、毎年のように人数が少なくて大変なのではというご心配をいただくことがありますが、実際は、大変充実した活動をしています。本校は、小学生と中学生が一緒の校舎で学校生活を送る小中一貫校ですので、6年生の2学期に部活動の体験入部を実施しています。これは他の中学校の5か月前です。そして2月からは仮入部として平日17時まで部活動に取り組みます。そして3年間の中学校生活の中で、全員が大会やコンクールに参加し、控えや補欠のまま引退することがありません。中には、複数の部活動に取り組み、多くの大会に出場する生徒もいます。さらに今年は、新型ウイルス感染拡大防止のため部活動ができていなかったり新入生の部活が決まっていなかったりする中学校もある中で、若桜学園の7年生を含む中学生は、平日2時間程度の活動という制限があるものの、しっかりと部活動に取り組んでいます。中学校生活の基本は、勉強と部活動の両立です。今年のこのような状況の中で、中学生らしい学校生活を送ることができていることは、本当にありがたいことです。少人数の良さを生かし、その時の状況に応じた取り組みを模索しながら、児童生徒を中心とした活動にしっかり取り組んでいきたいと思います。
臨時休校と大型連休が終わり、5月7日(木)は13日ぶりの登校となりました。全国に非常事態宣言が引き続き出されたままですが、その中で学校が再開となったのは青森県と鳥取県のみで、もとから休校になっていなかった岩手県を含めわずか3県のみです。全国の学校が再開できる日が早く来ることを願うとともに、今まで通り登校し、学習に取り組み、給食を食べて友達と遊ぶ通常の学校生活を送ることができることを、本当にありがたいと思います。鳥取県の学校再開の方針にそって今後も対応していきますが、その中には1学級当たりの人数を20~25人程度というものもあります。若桜学園では、全学級がこれに該当していますが、児童生徒間の間隔を1m以上保つために、9年生は今日からさくらホールで学習することにしました。若桜学園では、感染症対策の取り組みを徹底しながら、明日(5/8)以降も、通常の学校生活を送る予定です。(下は、さくらホールで実力テストに取り組む9年生の様子です)


いつもの年であれば、大型連休中の学校は、部活動に取り組む中学生の元気な声であふれているのですが、今年はそれがありません。そのかわり、校庭を整備するスポーツトラクターの音や草刈り機の音が響いています。子どもたちがいつ登校してきてもいいように、準備はばっちりできています。今はみんなで我慢して、学校が再開できる日を楽しみに待ちましょう。


若桜学園では、全校の児童生徒が俳句づくりをする取り組みを続けています。本年度は、四季に合わせて年4回作る予定です。さっそく春の優秀作品を「全校俳句」に載せました。入学したての1年生は、夏の作品から参加します。以前はこの「学園トピックス」に載せていたのですが、過去の作品がいつでも見られるように「全校俳句」のコーナーをつくりましたので、ぜひご覧ください。
毎朝6年生が1年生教室に出かけ、荷物の整理などの身の回りのお世話をしています。そして時間になると、絵本の読み聞かせが始まります。すると、1年生はとても集中してそのお話を聞きます。1年生になってまだ1か月たたないのですが、とても早く学校生活になじんでいます。また、6年生も、1年生のお世話をすることで、この4月の間に小学校の最上級生らしくなったと思います。

