11月16日(金)の午後、中学生を対象にした芸術鑑賞会を開催しました。今回は、鳥取県文化振興財団の「芸術宅配便」によるコンサートでした。この「芸術宅配便」とは、”県内アーティストと教育をつなぎ、子どもたちに生きる力を身につける”ために平成15年から続いている事業です。「子どもたちが芸術に触れる機会を提供し、将来の文化芸術の担い手や鑑賞者を育成する」ということで、毎年多くの学校がお世話になっています。この日は、ソプラノ歌手の山尾純子さんとピアノ伴奏の野口慶子さんが来てくださいました。

オペラ「ロミオとジュリエット」より、赤とんぼ、「ハウルの動く城」より、などバラエティー豊かな構成で、聴衆はすっかり魅了されました。コンサート終了後に校長室でお話をしたところ、この日のさくらホールは、稼働椅子を出していましたので、一人一人の顔がよく見えて、反応がよくわかってとてもよかったとおっしゃっていました。

体育館ではなく、稼働椅子があるホールで聴けることは、とても恵まれたことです。演者と聴衆が一体となって、とても感動的なコンサートになりました。
111月16日(金)の3、4校時に、8年生の救急救命講習が行われました。この日は、東部消防局の方に来ていただき、実際に人形を使って実習を行いました。

私も何度か講習を受けたことがあるのですが、できるつもりでやってみるとうまくいかないことがあります。この日は、全員が実際に人形を使ってしっかり実習をすることができましたので、とてもよい講習になったと思います。少人数だからこそできることだと思いました。
<8年生の感想より>
〇①反応の確認、②通報とAEDの手配、③呼吸確認、④胸骨圧迫と人工呼吸、⑤AEDでのショック、というように、心肺蘇生の方法、順序もしっかりあることがわかりました。もし、倒れた人を見つけたら、今日学んだように、心肺蘇生法を行う、周りの人と協力するなど、勇気を出せれたらいいと思いました。
11月16日(金)に、6年生の調理実習がありました。この日は、こふき芋をつくるということで、最初に手順を確認した後、ジャガイモの皮むきに取りかかりました。

今回の調理実習では、ジャガイモの皮むきにピーラーではなく包丁を使いました。包丁を器用に使い手際よくできる人もあれば、おそるおそる慎重にする人もいましたが、何とか全員がジャガイモの皮をむくことができました。そして2~3人のグループでジャガイモを煮て、塩コショウで味付けをしました。

そのあと自分たちで料理したこふき芋をおいしくいただきました。このような学習を通して、ふだん料理をしてくださる人への感謝の気持ちも持ってほしいと思います。
学習発表会の感想を紹介します。
<4年生の保護者様>
〇当日の子どもの顔は、、家では見せない緊張した顔をしていて、見ている私たちの方が緊張しました。失敗しても周りの子どもたちに助けてもらい安心しました。また、真剣な表情で表情で説明をしている息子を見て、成長を実感しました。学習発表会、本当によかったです。
〇最初から最後まで、ホッコリ鑑賞させていただきました。毎年子どもたちが見えない努力をし、先生方が親身になってサポートをしていただいているのが発表から伝わってくるので、どの学年も感動しっぱなしで観ています。この時期になると、家庭では「ネタバレ」しないように、兄弟間でヒソヒソ始めだし、兄は毎日遅くまで練習と準備で疲れると言いながら、つくりがいと楽しさで充実した顔です。子どもたちにとって楽しみと思えるのは、やはり先生方の舵の取り方がよいからだと思っています。生徒数が少ないとデメリットはありますが、発表会を見るたびにメリットの方が勝るなと感じれます。4年生の発表がまさにそれで、先生が子どもの個性を見抜き、一人一人に合った役をできていたと思います。目の届く、声の届く、手の届く、心通う、その先生と生徒の絆を発表会にて垣間見ることができ、幸せでした。ありがとうございました。
学習発表会の感想を紹介します。
<3年生保護者様>
〇子どもも親も、家族みんなが楽しみにしていた発表会。娘にとって3回目の発表会でした。大きくなり、当日まで内容を教えてくれなくなりましたが、「本番のお楽しみ!」という娘の言葉通り、期待でいっぱいでした。緊張感が伝わる中始まったステージには、自信に満ちた顔で、音楽に合わせたストレッチや息のそろったかっこいいヒップホップダンス。見ているこちらも自然と笑顔になりました。一人一人が練習の成果を十分に出し切って、自分の役割もこなし、大きく成長した姿は本当に素敵でした。何事にもあきらめるのではなく、「やってみよう!」を合言葉に、気持ちに負けずにいろんなことにチャレンジしていってほしいと願っています。心にしみる発表会をありがとうございました。
〇今年は、全学年の発表を見させていただきました。全学年に共通して感じたことは、一人一人ではなく、学年が一つとなって発表に取り組んでいるということでした。少人数を感じさせないような迫力のあるステージで、とても楽しませてもらいました。3年生の発表では、堂々とセリフを言ったり、動作を大きく、ゆっくり話すことでとても分かりやすかったです。ダンスや歌もとてもおもしろくて、見ている側も楽しませてもらいました。また来年も楽しみにしています。
11月13日(火)に、鳥取敬愛高校で「第47回鳥取県優勝弁論大会」が開催され、9年生の三島奈那美さんが出場しました。三島さんは、駅伝部の活動を通して感じた人とのつながりや声掛けの大切さ、部長として頑張ったことなどについて発表しました。この大会は、鳥取県東部の中学校から代表1名が参加する大会で、新しくなった校舎の広い会場で行われました。緊張したと思いますが堂々と発表し、敢闘賞を受賞しました。本当によく頑張りました。