11月10日(水)3年次生の「発展日本史」の授業において、むきばんだ史跡公園より河合章行係長、活用補助員の松岡藍さんを講師に招いて、勾玉づくりの体験授業を行いました。生徒は糸鋸やドリルなどの現代の工具を使って作業をしましたが、古代においては石の道具などを使って、現代よりも手間や時間をかけて制作していたということを説明していただきました。
また、生徒が今回使用した素材は削りやすい硬度1の滑石でしたが、古代において使用されていた硬度6の翡翠を砥石にかける体験もさせていただきました。滑石と違い、加工の難しい翡翠を削る体験を通して大変な手間と労力がかかるものだからこそ、勾玉が高位の身分の装飾品であったことを、生徒たちは学ぶことができました。
生徒たちは軟らかい素材と、利便性の高い現代の工具の助けを使って、時間内に成形から研磨までの一連の勾玉づくりの作業を終えて完成にこぎつけることができました。

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河合係長より最初に制作工程の説明がありました。>

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滑石に鉛筆でレイアウトを描き、ドリルで穴を開けます。>

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糸鋸で余分な部分を切っていきます。>

<研磨を繰り返していきます。>

<素敵な勾玉が完成しました!>
本校3年次生は選択科目「音楽Ⅲ」で箏の演奏について学習しています。
本日は、講師に生和(菊詔)先生をお招きし、滝廉太郎の荒城の月の演奏に取り組みました。授業の最後には、発表会を行い、上手に演奏ができました。
演奏の動画は学校Facebookページでご覧いただけます。

11月9日(火)米子コンベンションセンター多目的ホールにおいて、3年次生探究学習最終発表会が行われました。この会は、3年次生の「総合的な探究の時間」で、米子市が提唱する「新商都よなごまちづくり2021」と関連づけて取り組んだグループ探究活動の研究報告会として開催されました。
指導助言者として、公立鳥取環境大学経営学部の倉持裕彌准教授、キミトデザインスタジオ代表の吉田輝子様、米子市総合政策部の八幡泰治部長をお招きし、3年次生の各クラス24班からの代表8班が、「問い-仮説-検証」による研究をとおしてまとめた米子市中心市街地の活性化案を、パワーポイント資料を使用して発表しました。
それぞれの班の発表内容について、各指導助言者からアドバイスや講評をいただきました。高い評価をいただいた班もあり、年明けの1月18日(火)に同会場で行われる学習成果発表会で、代表班が全校生徒の前で発表をします。

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「問い-仮説-検証」の手法を用い、研究を進めました。>

<RESASなどの統計ツール、校内アンケートや関係機関へのインタビュー、研究地域のフィールドワークなどの調査をとおして検証を行いました。>

<各班の発表後、質疑応答の時間では会場の生徒からの質問や感想がたくさんありました。>

<指導助言の先生方からアドバイスや講評をいただきました。>

<最優秀賞1班、優秀賞3班が表彰されました。>
いいかも加茂川??
「米子市の環境3S(すき・すてき・すばらしい)PR?高校生プロジェクト」の一環として、加茂川の環境美化看板の図案に漫画研究部の山邊さんの作品が選ばれ、本日、加茂川を美しくする運動連絡協議会の鹿島会長様より感謝状をいただきました。