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土曜活用事業「鳥取を創造拠点に!鳥の劇場の取組み」

2018年12月26日 17時39分
期日:平成30年12月22日(土)
参加者:参加希望者8名
演出家・鳥の劇場監督の中島諒人先生のワークショップを中心に、鳥の劇場の取り組みでもある「じゆう劇場」「小鳥の学校」の見学、鹿野町の街の探索を通じて地域おこしの取り組み等を学習してきました。



 いす取りゲームならぬ、いすに座らせないようにするゲームです。空間を認識し相手の動きを読むだけでなく、一人が動いた後、次にどのような行動が必要になるかという段取りを考えるゲームです。

一人が考えた動きを全員で同じように動きます。互いへの気持ちや感情どう変化していくのかを考えるワークショップです。






 全員で即興劇をつくり、じゆう劇場の役者の方小鳥の劇場の生徒さんに見てもらいます。1時間という短い時間で見事劇を仕上げました。

 じゆう劇場・小鳥の学校の稽古を見学させていただきました。ロミオとジュリエットの練習中です。共に練習を繰り返していく中で、障がいの有無に関わらず対等な立場となり1つの劇を作り上げてく姿が印象的でした。

中島先生から音と空間の作り方について専門的な技術も教えていただきました。



 鹿野町の町中も散策しました。古民家を利用したカフェや和菓子店などが多くありました。また、城跡など歴史的建造物の周辺も観光しやすいように整備されています。
街全体で鹿野町の持つ伝統的な雰囲気を大切にし地域を活性化されているのが印象的でした。

参加した生徒からは
「自分たちで考えることでワークショップがより濃いものとなった。見る側を意識するという1つの軸を持って見せ方を考えることで、演劇のスキルだけでなくコミュニケーションスキルを高めることができたと思う。」
 

「木造建築の多い町で、自動販売機や壁の飾りなど街全体が私たちにいつもの違う空間・時間を見せてくれているように感じた。」

「じゆう劇場は役者の個性をそれぞれの役に生かして考えられて作られているようにかんじた。小鳥の劇場は脚本から演出まで子供たちがほとんどを考えているということに驚いた。」

など、土曜活用事業でしか学ぶことのできない色々な発見と学びのあった一日になりました。