調理コース3年生 製菓講習会

2018年7月6日 14時55分
家庭学科

平成30年7月5日
調理コース3年生はプロのパティシエールとして活躍しておられる西岡朋美さんに基本的なジェノワーズ(スポンジ)とナッペ、絞りについて教わりました。西岡さん
は同校調理コースの卒業生で、現在は、ローズガーデンで結婚式のケーキを作っておられます。
パティシエ希望の生徒も多数在籍しており、先輩からたくさんお話を聞けるチャンスなので、みんな目を輝かせて話に耳を傾けていました。

   
 まずは基本のジェノワーズの作り方を教わりました。本に書いてあるようなやり方だけでなく、ちょっとしたコツや感覚的なものを教えてくださり、とても参考になりました。 出来上がったジェノワーズは、3枚にスライスし、間と表面にクリームを下塗りし、冷蔵庫で冷やし固めます。1度塗りで完成させないこともコツですね。 仕上げのナッペでは、生クリームの立て方がとても重要でした。1つのボウルの中に固いクリームの部分と柔らかいクリームの部分を作り、柔らかいクリームは仕上げに塗り、仕上がりのつやを出すのだと教わりました。
   
 西岡さんと一緒にナッペをしてみました。手際の良さが見た目を大きく分けるのだと、つくづく感じました。生徒も奮闘したのですが、少しだけ手直しをしていただきました。 次は結婚式場でよく作られる、四角いケーキをナッペする技術を生徒に教えてもらいました。丸でも四角でも角がしっかりとあり、クリームの厚さや、凹凸がないようにすることが大切というこでした。 クリームの立て方に失敗しても西岡さんはいとも簡単に手直ししてくださいました。少しの加減で大きく変化してしまう生クリームは本当に技術と経験が必要だと感じました。
   
 ジェノワーズの間にたっぷりの生クリームとイチゴをサンドし、もうすでに美味しそうです。 予想以上に難しく、表面がぼそぼそになったり、クリームが足りなくなったりしました。 仕上げに皿に飾り付けていただきました。
   
 フレッシュフルーツやカラフルなソースなどできれいな盛り付けですねー!(^^)! 質疑応答ではたくさんの質問にも快く答えて下さり、まだ、進路に悩んでいる生徒は参考になったことと思います。お忙しい中後輩のためにご指導下さりありがとうございました。           集合写真