職場体験「ふれあい湯梨浜」の1日目が終了しました。職場を訪れてみると「頑張ってますよ」「校長先生、もう1日目で疲れました」等々、反応は様々でしたが、どの生徒も学校とは違う表情を見せてくれました。生徒たちが各職場で一生懸命に働いている様子を少しずつ紹介していきたいと思います。
<あさひこども園>

<とうごうこども園>

<わかばこども園>

<ゆアシス東郷 龍鳳閣>

<国土交通省羽合国道維持出張所>

<中国庭園 燕趙園>

<潮風の丘とまり>

<鳥取県栽培漁業センター>

<湯梨浜消防署>

<倭文神社>

明日もがんばれ! 2年生諸君!
先日、湯梨浜町教育委員会のみなさんが湯梨浜中学校の様子を見に来てくださいました。全クラス、そして全先生の授業を2時間続きで見ていただきました。





授業後は、校長の学校経営に関する話を聞いていただき、最後は様々なご意見をいただきました。その一部をご紹介させていただきます。
・落ち着いた雰囲気で授業ができている。特に、3年生の授業で男女がペアでスムーズに活動していた。これまでの積み重ねを感じた。
・広くきれいな環境で学習できる子どもたちは幸せだと思った。
・コロナ禍でできた課題を解決する(元に戻す)1年にしてほしい。
・避難経路が掲示していないクラスがあった。全クラスに掲示するようにしてほしい。
・この授業において何が一番のポイントなのかを生徒にしっかりと伝えて授業を行ってほしい。
・タブレットの良さ、文字を書く良さ、それぞれの良さをふまえて授業を考えてほしい。

生徒会企画「Best Time~貯めて 貯めて 貯めまくれ!~」の取組が終わりました。生徒たちが本当によく頑張り、目標だった5200ポイントをはるかに超える6533ポイントを貯めることができました。そのこともうれしかったのですが、それ以上に生徒たちの輝いた表情がもっとうれしい取組でした。詳細は昨日発行の学校だよりをご覧ください。

本日は「ふれあい湯梨浜」1日目です。2年生の生徒たちの頑張りが楽しみです。頑張れ、2年生諸君!
7月行事を掲載させていただきます。7月行事はいつでも「行事予定」からご覧いただけます。
7月行事予定.pdf
先日、2年生でハンセン病問題についての講演会がありました。講師は鳥取県ハンセン病人権問題学習会講師の前田寿光さんです。ハンセン病問題というのは、国の間違ったハンセン病対策が原因で、ハンセン病患者や元患者の方とそのご家族が、人権を侵害され様々な差別にあってきた問題です。前田さんは、鳥取県で新型コロナウイルスに感染する人が出始めたころに問題となった差別意識と絡めながら、熱くハンセン病問題についてお話をしてくださいました。






明日から2年生は職場体験に出かけます。ぜひ貴重な体験をしてきてください。
神宮先生が1年4組で行った研究授業の様子を紹介します。この時間の学習課題は「3つの古代文明が発達したのはなぜか3つの視点(大河・乾燥帯・文字)から説明できるようになろう」でした。授業は協同学習ではよく用いられるジグソー法(専門家グループに分かれて調べたりしたことを班に持ち帰って共有する学習法)を中心に展開されていました。まずは先生より、今日の学習課題、授業の流れ、評価についての説明がありました。


授業前半は3つの文明について調べ、その共通点を見つけ出すことでした。まずは、3つの文明を班で分担し、各自が責任をもって調べる(なまける人がいると班員が困ります)ことから生徒の活動は始まりました。一人一人が個人で教科書の内容をプリントにまとめます。


次に自分と同じ文明について調べた担当者(専門家)が集まり、まとめた内容を確認しあいます。まとめるのが苦手な生徒もこの活動で班員に説明することができるようになります。


そして、全員が班に戻り、自分が調べたことを他の班員に発表し、3つの文明の共通点について考えました。この学習法の利点は、1つのことしか調べていないのに3つの文明について理解することができる点です。


次に、3つの視点(大河・乾燥帯・文字)ごとに準備された資料(もちろんiPadで配信されました)を班で分担して、視点ごとに考えをまとめました。この学習も個人→専門家グループ→班の順で学習を進めました。これで学習課題を達成するための準備は整いました。





最後は学習課題に関する自分の考えをワークシートにまとめました。ただ、全員がしっかりと役割をはたしていないとこの作業ができません。こうして、授業への参加率向上を仕組むのも協同学習の手法のひとつです。


放課後には授業に関する反省会を実施しました。その反省内容を今後の授業に生かしていきたいと思います。

先週発行していた学校だよりをホームページにアップするのを忘れていました。申し訳ありません。学校だよりは、いつでもメニュー「学校だより」からご覧いただけます。
学校だより11号0621R5.pdf
湯梨浜中学校では素晴らしい授業づくりのために毎月授業研究会を行っています。今後、6月に実施した授業研究会の様子を何回かに分けてご紹介していきたいと思います。保護者の皆様には、この紹介を通じて本校が行っている協同学習という学習方法について理解を深めていただければと思います。
本日紹介するのは森本先生が2年1組で行った技術科の研究授業です。この時間の学習課題は「はんだづけの手順を知り、8つの部品を基板にはんだづけし、班の中で2人以上のチェックをクリアし、合格サインをもらおう」でした。今回の授業も班員から2名以上の合格サインをもらえばOKと、生徒たちにもとても分かりやすい目標でした。また、授業の最初には、はんだづけが今後制作する「ブルートゥース機能のあるスピーカー付きライト」を製作するために必要だという説明がありました。今日の学習がうまくいけば、携帯等の音楽を少し離れたところでいい音質で聞けるという説明です。こうやって学習内容の価値を説明し、授業へのやる気を引き出すのも協同学習の大切な要素のひとつです。

生徒の活動は3つの専門家グループ(先生の模範作業の観察、はんだごて使用時の注意事項を書いたプリントのチェック、はんだごての使用方法の映像チェック)に分かれて、はんだづけの手順を理解することから始まりました。
<先生の模範作業の観察>


<はんだごて使用時の注意事項を書いたプリントのチェック>


<はんだごての使用方法の映像チェック>


その後、自分の班に戻り、それぞれの専門家グループの活動で気づいたことや注意事項についての意見交換を行い、はんだごて使用に関する知識を班でまとめました。


そして最後は、いよいよはんだづけの実践です。知識はしっかりとしていても、全員がすぐに実践できるわけではありません。中にはかなり苦労しつつ、友達のアドバイスをもらいながら頑張っている生徒もいました。これが協同学習のすばらしさでもあると思います。ただ、作業時間がかなり少なかったようですが、果たして全員が学習課題を達成できたのでしょうか?




そして、放課後にはグループの先生方で授業をしっかりと振り返りました。さらに、今回の研究授業には中部地区内でも多くの学校で協同学習の指導に関わっておられる、中京大学の杉江先生に来ていただきご指導をいただきました。

