校長室より

3か月を振り返って

2014年6月30日 16時08分

                           校長 横山尚登  

 鳥取中央育英高校の校長となって3か月が経ちましたので、ここまでの学校運営について振り返ってみたいと思います。
 4月最初の職員会議で、「革新こそ伝統」をキーワードに、伝統に胡坐をかくことなく、革新的に進化して行こうと職員に申しました。それは、私自身の決意でもありました。

 先ず、正面玄関と生徒玄関の模様替えをしました。朝の登校時間にモーツァルトの名曲を流すようにしました。次に、学校の中長期ビジョンを語り合う「将来構想委員会」を立ち上げました。そして、普通科高校における新しいキャリア教育のかたちを志向する中で、「地域探究の時間」に取り組むことを決めました。「地域探究の時間」は、総合的な学習の時間他で、地域の魅力や課題を探究し、生徒が地域貢献や地域創造の志に目覚めるような取り組みにしたいと考えています。(現在、鳥取大学、北栄町と検討会を行っているところです)

 しかし、新いことに挑戦すると同時に、学校は授業や部活動、生徒会活動や行事などの基盤がしっかりしていなくてはなりません。課題はありますが、本校職員の努力によって、前進しようとしています。
 7月になるとすぐに「育英祭」が始まります。生徒主催の伝統行事を今年も成功させてほしいと思います。そして、進路目標の決定や科目選択など重要な話し合いの場となる保護者会が終われば、すぐに夏休みです。一日一日を大切にしなければ、と改めて感じています。