
介護福祉士になりたい・・・選んだ進路
僕が進学を決めたのは、3年生の介護施設実習のときに実際の現場を経験して、「介護福祉士の資格を取りたい」と思ったからです。そのときから進学を意識して勉強し始めました。
新見公立短期大学を選んだ理由は、地域福祉学科には地域の行事などに触れながら福祉を学べるというカリキュラムが組まれていることです。体を動かしながら授業するのが自分には合っているので、そこに魅力を感じてこの学校を選びました。
面接練習「一日ひとりは面接する!」
入学試験は面接でした。いろんな先生に面接練習を頼んで「一日ひとりは面接する!」と決め、準備をしました。とくに、試験前日に進路主任の美田先生にしていただいたのですが、前日ということで、自分も緊張していて…でも、先生がひとつひとつ、どんなことでも褒めてくださいました。「今までで一番だ」と言ってくださり背中を押していただきました。試験当日は思ったより緊張しませんでした。自分の言いたいこともはっきりと言え、平常心で楽に面接を受けることができました。面接練習で自信がついたおかげです。
福祉類型、学校生活、部活動について
中学校を卒業する時にすでに介護福祉士に興味をもっていたので、高校でも福祉類型を選びました。類型別では、自分が学びたいと思ったことを中心に専門的に学べるので良かったです。福祉類型のクラスは、優しい人がとても多くて。基本女子が多いけど、男女の壁もなく、とても仲の良いクラスです。(男:女=1:3くらいです。)
部活動はウェイトリフティング部でした。ウェイトリフティング部は怪我が身近にあるスポーツで、僕も3年間のうちに大きなけがを2度経験しました。それを耐え忍び、3年生になり中国大会で準優勝したりインターハイに出場出来たり…そういう結果が残せました。「自分に打ち勝つ力」を育てられたと思います。
岩美高校で学んだこと
基本的なことですが、一番いいなと思っているのが、礼儀が身につくことです。普通に3年間過ごすだけで敬語も自然と使えるようになったし、挨拶も自分からできるようになったし、社会人として基本的な要素が身につくところが岩美高校の良い所だと思います。そういった力は、岩美高校を出てからもずっと役立つと思います。
将来の夢
将来の夢は介護福祉士。それに向けて頑張っているところです。
受験生へメッセージ
まだ将来が見えていない人もいっぱいいると思うけど、高校に入ったら、先生方も手助けしてくれて、資格もたくさん取れるし、いろんな進路の授業もあるし…その中で、「自分に合っている」とか「こういうのやりたいな」とか見つかってくると思うので、ちょっと辛いこともあるかもしれないけど、高校3年間頑張って過ごしてほしいなと思います。