3年生ディベート活動(発展地理B)
2022年5月12日 16時01分岩美高校では授業におけるディベート活動にも取り組んでいます。
5月12日(木)、この活動に取り組んだのは3年生。発展地理Bの授業の一環です。
テーマは「日本は難民を受け入れるべきか」。発展地理Bでは時事問題を取り扱うことも多く,まもなく成人を迎え,主権者ともなる自分(達)として,国際社会における日本の取るべき道について考えました。
肯定側は,高齢化社会の課題解決策の一つとして,また日本が国際社会に果たすべき貢献の一つとして,さらには次世代社会のあり方を見越した国策としての意見を主張。一方否定側は,異文化や異なる価値観等を背景とする犯罪増加の可能性,日本語習得や日本文化習熟の難しさやその指導体制の未確立,さらには財政上の課題等の面から反論しました。
データや調査に裏づけられた,論理的で熱のこもったやり取りは見ごたえのあるものでした。ジャッジ担当の生徒からも鋭いコメントが寄せられました。
異なる立場の考えを尊重しながら,どう歩み寄り,いかに協働的に課題を解決するか…。このテーマに日頃から向き合っていくことの重要性を確認した1時間でした。