【生徒8名が吉林省訪問】現地での国際交流が実現!!

2023年11月24日 12時43分

 11月18日(土)から23日(木)の5泊6日の日程で、岩美高生8名と三好教頭が、鳥取県青少年国際交流事業の一環で、交流推進課の方々と一緒に中国吉林省を訪問しました。
 参加した生徒8名は、1年生から中村さん、2年生から内田君、梁﨑君、谷口君、植田君、市園さん、張さん、奥村さんです。

 一行は鳥取砂丘コナン空港を朝一便で出発し、成田空港から約2時間のフライトを経て中国吉林省長春龍嘉国際空港に到着しました。

 一日目は、吉林省人民対外友好協会主催 東北アジア金融センター聚融ホテルでの歓迎夕食会に参加し、本場の料理を堪能しました。

 二日目は午前中、吉林省東北虎園(パンダ館)を見学しました。午後からは、吉林省博物館、長春中国光学科学技術館、吉林省科学技術館を見学し知識を広めました。生徒たちは、珍しい展示に興味津々の様子でした。

 三日目の午前中は、偽満皇宮博物院を見学しました。中国の様式と西洋の様式が融合した素敵な建物で、多くの歴史的、文化的資料が展示されていました。
 午後は、長春外国語学校を訪問し、日本語学科の学生と交流をしました。

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 今年2月にオンライン交流をしており、9か月ぶりに直接再会することができました。歓迎式典では、両校の生徒がお互いの町の特徴的な景色や名所を説明し合い理解を深めました。

式典の最後には、両校の生徒が日本の名曲「ふるさと」を合唱し、交流の喜びを分かち合いました。

その後、一行は文化スポーツセンターに移動し、中国の歌「ジャスミン」を合唱したり、太極拳の基本動作を学んだりと、活気あふれる文化体験活動を通じて、さらに親睦を深めました。

文化体験の後は、リーディングパークに移動し、高校生活や学校の勉強、趣味などについて、活発な意見交換を行い、会場は笑顔に満ちた雰囲気でした。

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 交流する中で、日本語が堪能な日本語学科の学生に生徒たちは刺激を受けている様子でした。

四日目は午前中に、吉林市隕石博物館見学した後、午後は、東北電力大学日本語学科の学生との交流をしました。交流では、芸術学部の衣装パフォーマンス授業を見学しました。

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 五日目は、早起きをして「樹氷景観鑑賞」に向かいました。吉林省は鳥取よりも気温が低く寒さ対策をして出かけました。その後、長春茶密学堂に移動し、茶燻、水墨画などの中国の伝統文化を体験。午後は、「ここに山がある」も見学しました。そして明日の帰国の前に、送別の夕食会に参加しました。

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あっという間の5泊6日の旅でしたが、交流や視察を通じて実りのある経験を積み、成長できた5日間だったようです。