「聞こえにくさ」に寄り添う力を育む--手話言語基礎Iで得た深い気づき
2025年8月29日 12時00分 本日の「手話言語基礎I」では、鳥取聾学校より2名の先生を講師に迎え、「聞こえにくさ」への理解を深める特別授業が行われました。はじめに、難聴は外見では分かりづらく、誤解や不安を生みやすいことを学び、聞こえにくい人の困難を理解する機会となりました。
続いて、雑音の中で指示を聞き取る難聴疑似体験を実施。聞こえない役を担った生徒は、周囲の動きに戸惑い、難聴者の不安を肌で感じた様子でした。
補聴支援システム「ロジャー」「コミューン」の体験では、技術の進化と配慮の大切さを実感。
授業後、生徒たちは「難聴の方の苦労を知った」「補聴器の重要性を理解した」「手話の価値を再認識した」と振り返り、思いやりと知識を深める貴重な学びとなりました。聞こえにくさに寄り添う心が育まれています。