東浜で塩づくり体験!! 2016年5月11日 11時13分 3年3組のジオグループ研究「ジオフロアの設置」班が、東浜で塩づくり体験をしました。 続きを読む 今日の東浜海岸はあいにくの荒れ模様。浜辺に下りて海水を汲んだらペットボトルに移し替えます。塩づくりを実際にするのは東コミュニティーセンターの調理室です。今回ご協力くださったのは、「体験!東浜天然塩づくり」の寺谷さんと中島さん。お二人からレクチャーを受けながら、3班に分かれて塩づくりの始まりです。まずは使う海水の分量を量ります。ここできちんと量っておかないと美味しい塩はできません。みんな真剣な顔をして量っています。続いて大きな鍋で10分の1の量になるまで海水を煮ていきます。「大体40分くらい煮ます!」という寺谷さんの声に、「そんなに!?」とびっくりする声があちこちから。不純物が固まってしまわないように攪拌しながら、また煮詰まってしまわないように注意しながら海水を煮ます。10分の1の量になる頃には無色だった海水が白く濁ってきました。この白い色の正体は不純物の硫酸カルシウム。水に溶けない成分なのでコーヒーフィルターで濾して取り除きます。透明になった海水をきれいな鍋に移し替えてさらに煮ます。すると段々シャーベット状になってきました。このシャーベット状態のかたまりをコーヒーフィルターで濾すとぽたぽたと水分が落ちてきます。ここで濾過して出てきた水分が豆腐の凝固剤として使われる“ にがり ”です。さぁ、あとは余分な水分を飛ばすだけ。フライパンに移して炒ります。白い塊が、見慣れているさらさらした塩になってきました。想像以上のまぶしい白さに思わず「きれい・・・!!」と感嘆の声が漏れていました。出来上がった塩は班ごとに味くらべ。分量や途中経過によっても味が違うようで、それぞれの班の味が生まれていました。「ただ塩辛いだけじゃなくて、甘さも感じる!」市販の塩では感じない味わいを楽しんでいました。こういった体験はきれいな海があるからこそ出来ることです。塩づくりを通して、環境を護ることの大切さにも気付けた体験になりました。体験を受け入れてくださった「体験!東浜天然塩づくり」のみなさん、ありがとうございました! 閉じる