3年福祉類型介護者研修② 2017年5月26日 11時53分 今日の出来事 3年福祉類型介護者研修を行いました。 続きを読む 研修2回目の今日は、「食事の介護」です。岩美あすなろから栄養士さんと介護士さんを講師にむかえ、脱水や栄養について、高齢になるにつれて食事が困難になってくることなどの講義を聞きました。「トイレにお連れしたり、入浴の介助をしたりはできます。でも、飲みこむことのお手伝いだけはできないのです。」「のどに食べ物が詰まってしまわぬよう、看護師、栄養士、介護士で協力して食事を考えています。」と話されました。麻痺している方には、先が曲げられるスプーンを使用したり、お皿が動かないようにシリコン製のマットを敷いたり、様々な工夫がなされている介護現場。お茶が飲めない方には「とろみ」をつけて飲んでいただくそうです。生徒たちも実食させていただきました。味は。。。。この表情でした。「味が無い、おいしくない」と生徒たち。利き手側が麻痺をした、という設定で口に絆創膏を貼り、ゲル状の食べ物を摂取します。片手で食べる不便さや、食べづらさ、口が汚れたりすることを実体験しました。二人ペアで介助もしました。食べる前の声かけ、口が汚れたら拭き取ったり、食べる量など、講義で聞いたことに気をつけながら実習をしました。最後に生徒たちの感想です。「上を向いて飲むと、誤飲しそうになって危ないと思った。」「実習が終わってから絆創膏を取って食べて、食べれることがすごいことだと感じた。」「お茶にとろみをつけたものを1日に何回も摂取しなくてはならないのは、(脱水症状にならないために)必要なことだけれど、苦しいと思った。」「おいしいものが食べられないと寂しいと感じた。」それぞれ感じたことを忘れずに今後に役立てていけるといいですね。 閉じる