2年・3年 スポーツ類型~社会人講師による授業~
2023年8月29日 15時48分 本日、社会人講師の山村トレーナーによる授業がありました。
授業を受けたのは、2年2組と3年2組のスポーツ類型の生徒たち。
2年2組は2・3限目にトレーニング室で体力測定をしました。
しゃがみ込みテストで足の柔軟性を測ったり、股関節開脚、閉眼片足立ち、上体起こし、腕立て伏せの測定をしたりしました。
股関節開脚は、自分の身長くらい開けるのが理想ということでしたが、結果はそれぞれ。
閉眼片足立ちは、目を閉じたまま片足で120秒間体勢を崩さず立ち続けられるかを計りました。
体力測定をすることで、体の弱点を知る事ができます。
3限目は、体育館で持久力や俊敏さの測定をしました。
プロアジリティテストは、左右に置かれた赤いポイントにできるだけ早くにタッチしてタイムを測るテスト。
その他、Tテスト、立幅跳び、立三段飛び、最後に300mシャトルランをして体力測定が終了しました。
過去の記録を超えられるよう挑戦するなどしてとても楽しい体力測定となりました。
自分の運動能力を知る事により今後伸ばせる部位や、ケガをしないために鍛えるべき部分が見えてくるので、個人により適した運動内容を選択する際に大変役立ちます。
3年2組スポーツ類型の授業は、トレーニング室で「テーピング」の実習。
内反捻挫の再発防止のためのテーピングをペアになっておこないました。
テーピング前に皮膚がかぶれやすい人や体毛の濃い人が剥がす際ダメージを少なくするために薄茶色の「アンダーラップ」を足首に巻いていきます。
ラップの端がくるくるダマにならないように巻いていくのがポイント!
次にホワイトの「トレーナーズテープ」でテーピングをしていきます。
アンカーテープをして内側から外側に向けてしっかり足首を固定するスターターアップ、スターアップの補強とアキレス腱の保護をするホースシューという順に進んでいきます。
苦戦しながらも形になってきているようです。
次に、ヒールロックという方法で、かかとを固定し左右のブレを防止していきます。
捻挫以外にも、突き指やひざへのテーピングも練習しました。
はじめてのテーピング実習はじっくり時間をかけて練習しましたが、実際の現場では3分以内で仕上げないといけないスピードと正確さが求められる技術であると山村トレーナーはおっしゃっていいました。
部活動などで傷害を受けやすい部位を補強し、ケガの発生を予防するテーピングの知識はスポーツにかかわる際とても重要になってくることを学びました。