プロに学ぶ食の流儀~辻調理専門学校から先生を迎えて調理実習~
2023年11月7日 16時13分本日は、日本の調理専門学校の中で一番の人気を誇る「辻調理専門学校」から、講師に柳さん、針本さんをお迎えして、3年3組のフード類型5名と、2年3組20名が調理実習を行いました。
午前中、3年3組「栄養と食文化」の授業で5名に指導してくださったのは、辻調理専門学校で西洋料理を教えておられる 榊さん。なんと、5つのメニューを教えていただきました。
メインは、牛サーロインのステーキソース・ベアルネーズ(Faux-Filet de boeuf Saut? Sauce b?arnaise-フォ フィレ ド ブフ ソテ ソース ベアルネーズ-)、こねるパンとこねないパン、副菜は、きのこソテとじゃがいもグラタン。デザートにガトー・ショコラ コアンドル風。
調理の前に、講師の榊さんが一通り作り方を実践され、その包丁さばきや調理の手順の華麗さに生徒たちは目を奪われていました。
メインのステーキに、本日ご準備いただいたお肉は4種類!
黒毛和牛、交雑肉、国産牛、オーストラリア産。
それぞれの肉の特徴や値段などの説明もあり、生徒たちは興味深く耳を傾けていました。
生から焼く肉と、あらかじめ低温調理されたミディアム肉、肉の違いに加え、焼き方の違いによっても、味が変化することを学びました。
実践では、細かな指導いただき、5品完成!
食事の時間は、達成感と満足感でみんな喜びの表情を浮かべていました。
生徒からは、「なぜ、料理人になったのか」「お店を開くにはどうしたらいいか」などという質問があり、榊さんは、ご自身の経験をもとに力強くお話しされました。
午後からの2年3組「フードデザイン」の授業を指導してくださったのは、辻調理専門学校で製菓を教えておられる 針本さん。
「タルト・モンブラン」を教わります。
針本さんも、一通りの手順を実際に作りながら説明され、まるでマジックをみているかのように、お皿に芸術的なモンブランが出来上がりました。
秋のスイーツらしく、もみじやイチョウの葉を型取った食べられる飾りも素敵です。
栗のペイストを混ぜる際の注意点や、絞り袋から生クリーム、マロンクリームを絞りだすときのコツなども細かく指導いただきました。
生徒たちは、チョコレートやジャムなどで、プレートにイラストや名前などを書き、自分のために作るモンブランを苦戦しながらも楽しみつつ作っていきました。
本日の実習は、プロの調理のプロセスを実際に体験し、その技術を実感する絶好の機会となりました。