図書館と国語の授業のコラボレーション! 2016年12月7日 09時51分 図書館には全国共通の“分類”法があることを知っていますか? 続きを読む 国語の時間にちょっとだけ習ったことがあるかもしれませんね。“分類”って何?ってなった人のためにおさらいです。日本の図書館資料は、日本十進分類法(NDC)に則って並べてあります。本の内容(テーマ)によって0~9の10区分に分類されており、この“分類”のルールを知っていると探したい本があるときにとてもスムーズです。さて、今回は3年1組の生徒が5限の国語の授業を利用して岩美高の蔵書の“分類”作業を体験しました。膨大な書物が並ぶ分類分けした本棚の中に、これまた膨大な量の返却されてきた本。また、たくさんの生徒が普段調べ学習などで利用して本棚の中でも順番があべこべになっている本もあったりと、取り掛かるにはちょっと抵抗があります。一冊ずつ、分類分けして、並び替えて…と地道な作業が要求されます。最初は険しい顔をして取り組んでいた生徒たちですが、作業を進めていくうちに、楽しそうな声が聞こえ始めました。この本、読みたかったんだよね!あ、懐かしいな、小さいころ読んだよ!!こんな本があるんだね!!!と、手に取った本の話題があちこちで沸き起こっていました。“分類”作業を体験することで、本への親しみが増したり、卒業後も図書館利用をするきっかけにつながればうれしいなと思います。 閉じる