先日、講師に今度珠美氏(鳥取県情報教育サポーター)をお迎えして行われた「情報モラル講演会」。
その講演会の後で、保健委員さんに感じたことを聞いてみました。
「僕は、SNSの危険性のことを分かっていたつもりだったけど、知らない事も多かったので気を付けて使いたいと思った。」
「私は、ネットにはたくさんの危険が潜んでいることが分かった。改めてスマホの使い方を見直すよい機会になった。」
また、保健室に来室した生徒からはこんな声が。
「自分は今3年生だが、もっと早くこの様な講演会を聞きたかった。」
「私はスマートフォンを2時間以上使っている、の項目が1つだけあてはまったかな。まだ依存してはいないはず。」
「僕は依存していないし、何も心配してないで。」
それぞれ何か感じるところがあったようです。
普段何気なく使っているメディア電子機器。
では生活の中ではどれくらいの割合を占めているのでしょう?
たとえば、
・スマートフォン、ネットの使用が深夜12時を超える時がある
・メッセージ、LINEなどのやり取りが1時間以上続く時がある
・着信、返信が気になり何度もチェックしてしまう
・SNS上の友人や有名人の投稿をよく読んだり、書き込みをしたりする事が多い
上記の項目を見て、自分もこんな事あるな・・・と感じたら『ネット依存』に陥っている可能性があります。
「僕は依存していない。」と話をした生徒にもう少し聞いてみると、食事中やテレビを見ている時などにもスマートフォンをそばに置いて触っているとのこと。
意外に電子メディア機器が手から離れる時間は少ないのです。
そして、スマートフォンやゲーム機等の電子メディア機器は、便利で楽しい反面、使い方を間違えると友達とのトラブルの原因になったり、恐ろしい事件に巻き込まれたりする事もあります。
「視力低下、腰痛、睡眠障害、成績低下、授業中の居眠り、遅刻、家族への嘘や暴言、友人関係の悪化」などの問題が引き起こされる可能性も問題視されています。
この機会に、もう一度電子メディア機器を利用する際のルールや関わり方について自分の生活を振り返ってみませんか。
まずは、『使用するべきではない「時間帯」と「場所」を決める』ことから始めましょう。
この講演会で感じた事をしっかりと胸に刻み、これからの電子メディア機器との上手な付き合い方を考えてくださいね。
問題点をひとつずつ改善し、電子メディア機器依存に気を付けていきましょう!