このような訴えのある生徒の話を聞いてみると、
・全然汗をかかないから、学校に登校してきてから昼休憩まで何も飲んでいない。
・水筒持ってきてないから体育終わってからも水分とってない。
・水分補給はジュースです。
人間は、汗をかいていないと思っていても、自分が思っている以上に汗で水分が出ています。
例えば、寝ている間におよそ200ml(コップ1杯分)の水分が汗として失われると言われています。
睡眠中でも体温調節のために、寝ている間も汗をかいているのです。
起きた直後は軽い水分不足の状態になっているため、水分の補給が必要です。
学校でも、授業時間の休憩ごとに口に含むくらいの水分補給をすると、頭痛やめまいなどの体調不良が減りますよ。
ここで、日常での予防法をもう一度確認しておきましょう。
①こまめに水分を補給する
・のどが渇きを感じなくても、こまめに水分を補給しましょう。水やお茶が良いです。
②室内環境を整える
・熱中症は室内でも発生することがあるので、室内温度も気にかけてください。
③外出時に気をつける
・日陰を選んで歩く、日傘や帽子などで、日差しをさけましょう。
・通気性、吸湿性、速乾性のある衣類を選ぶ。黒色、ネクタイ、えりのある服装を避けるなど、服装も工夫をしましょう。
④体調に気をつける
・長時間活動し続けることのないよう、無理をせずに、こまめに休憩を入れましょう。
・保冷剤や冷たいタオルなどで、体を冷やすことも有効です。また、上手に発汗して暑さに慣れやすくするためにも、日頃から夏の暑さに負けない体づくりをしましょう。
これからもみなさんが元気に登校してくる姿を楽しみにしています♪