言葉の力
2018年11月29日 15時51分 たくさんの方に、学習発表会においでいただき、ありがとうございました。児童は、練習の成果を発揮し、堂々と表現しました。感動や笑いに包まれた楽しいひとときでした。「涙が出るほど、感動しました」といううれしい感想もいただきました。私も目頭が熱くなる場面が何度もあり、言葉の力を改めて感じました。
郡家東小学校は、「ありがとう」が行き交う学校をめざしています。
先日の全校朝会では言葉の力について話をしました。
「言葉を大切にすることで、自分の人生が幸せになる」
「いい言葉を使って、幸せになろう」
「鏡は先に笑いません。美しい言葉には美しい言葉が返ってきます」
子供たちの感想を一部紹介します。
○よい言葉、悪い言葉を言うだけで人生が大きく変わると分かりました。プラスになるような言葉を言って、習慣になるよう努力していきたいです。
○言葉には、人を元気づけたり悲しませたりする力があると分かりました。人を元気づけたり、いい気持ちにしたりする言葉を使っていきたいです。
○言葉は相手だけではなく自分にも影響するんだと思いました。「鏡は先に笑いません」を意識してみようと思いました。
○確かに、いつも言われてうれしい言葉を言っている人は、いつも笑顔で、優しい気持ちの人が多いと思いました。
ベストセラーになった小冊子『ツキを呼ぶ魔法の言葉』(五日市剛著)に、五日市さんの人生を変えたイスラエルのおばあさんの言葉があります。
「心の持ち方って大事よ。だけど、もっと大事なのはね、言葉の使い方なの。どんな言葉を口にするかで、あなたの目の前の状況が変わってくるし、あなたの心も変わってくるの。」
魔法の言葉とは、「ありがとう」「感謝します」です。
『なぜ、感謝するとうまくいくのか』(五日市剛著)より
☆人は、感謝の心を持つと体から「氣」が出やすくなる。すると、脳波が安定し、リラックスした状態になる。つまり、感謝の状態が集中力を高め、力を発揮させる。口から発する感謝の言葉は感謝の心を育み、脳内分泌されるホルモンに作用して、体へ大きな影響をもたらす。
☆日々、感謝の言葉を使っていると、どんな不幸と思われるような出来事も、やがて自分にとって大きな意味があったんだととらえられるようになる。「あのときはひどく落ち込んだな。でも、あんなことがあったから、今の自分があるんだよな。」「あれがあったから、今の幸せがあるのよね。」
感謝の言葉は、人を幸せにします。
教育は、人を幸せにするためにあります。
だからこそ、言葉を大切にする教育が重要なのです。
校長 安住 順一