ありがとう卒業生
2020年3月23日 11時02分 柔らかな春の日差しを浴び、校庭の桜のつぼみも大きくふくらんでいます。
溌剌とした6年生が全校をリードし、今年度も充実した一年になりました。熱心なあいさつ運動により、さわやかなあいさつが全校に広がりました。また、6年生は、下級生に優しく関わり、温かい人間関係を築くことができました。下級生からよきお兄さんお姉さんとして慕われていました。
そして、学校生活を豊かに楽しくするために様々なことを企画し、取り組みました。自分もよくて人にもよいことは何かと考え、話し合い、仲間と力を合わせ実行しました。人に喜んでもらうサプライズを沢山考えました。おかげで、「ありがとう」がこだまする学校になりました。
初めての春開催運動会。6年生が中心となり、何度も話し合いを重ね、新たな歴史を創り上げました。自分の得意なことを生き生きと表現する喜びにあふれていたエンジョイ集会。仲間とつながり合うこと、よりよい学校を創ることをめざした様々な集会活動。学校のリーダーとして、友を励まし勇気づけ互いに喜び合う姿に、私は胸が熱くなりました。
今年度は、天候の影響で全校遠足もスキー教室も中止になりました。でも、6年生が、それに代わる楽しい企画を提案し、実行しました。何が起こってもくじけない、たくましさを感じ、うれしくなりました。
6年生が素晴らしい活動をすると、下級生は憧れ、自分たちもやってみたいと考え挑戦します。そのことで、よい学校風土ができます。郡家東小学校は、今では、日本全国の小学校の手本になると言われるほど、私たちが誇りに思える学校になりました。最高学年としての役割を立派に果たし、よき伝統、よき校風を創ってくれた卒業生の熱い想いは、在校生が受け継いでくれます。
最後になりましたが、保護者の皆様、地域の皆様には、温かいご支援をいただき、心より感謝いたします。お陰様で、充実した教育活動が展開できました。
ありがとうございました。
校長 安住 順一