いちばん確かな幸せは、他の人を喜ばすこと
2021年2月8日 12時57分 早朝冷え込む中、たくさんの児童が児童玄関前で「おはようございます」と次々に登校してくる友達に声をかけています。困っている友達に優しく声をかけて手助けしている児童もいます。掃除の時間になったら、黙って一所懸命に掃除をしている児童もいます。校外学習などで他学年が出かける際には、多くの児童が手を振って見送りをしています。学級会や代表委員会では児童が主体的に話し合い、決まったことを実践しています。当たり前の姿のように思われますが、実はこれが有り難く、これらが自然に行える子供達のすばらしさを感じています。
2学期終業式で3つの幸せについての話をしました。その中で特に、「してあげる」幸せを大切にして、家庭や地域でたくさん「してあげる」幸せを味わってほしいとお願いしました。「他者を幸福にすることは、一番確かな幸福である」という格言もあります。人に喜ばれ感謝されることで、自尊感情や自己有用感が高まり、幸せを感じることができます。学校では素敵な姿や行動をたくさん見せてくれる子供達が、さらに家庭や地域でも得意のサプライズを仕掛け、家の人や地域の人を驚かせ喜ばせ感謝されるように活躍してくれるのではないかと仄かな期待を抱いています。コロナ禍で気分も塞ぎがちになってしまう今、家庭や地域を明るく元気にしてくれるのは子供達の存在です!