何も咲かない寒い日は・・・

2022年2月2日 07時58分

 感染拡大が収まらない状況下で学校では、今週から児童による掃除をとりやめ、教職員が放課後等に掃除を行ったり、登下校時に児童玄関で密状態にならないように、朝のあいさつ運動は中止し、登校してきた児童から教室に入って朝の準備や活動を行ったり、下校時には残雪のためにかがやき広場に集合できないので体育館に集合したり・・・考え得る場面で感染予防に取り組んでいます。当たり前にできていたことが制限される中で、子供たちは今できることにしっかりと取り組んでいます。
 県内では学校関係者の感染により、いくつもの学校で臨時休校となっております。本校でも、そのような状況になっても子供たちの学びを止めないように、臨時休校になった場合の学習内容の設定やオンライン学習に向けての準備を進めています。ピンチをチャンスに変えられるように知恵を出し合い、できることを一つ一つ進めていきたいと思います。
 6年生児童が卒業文集に「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。」という髙橋尚子選手の言葉を大切にしていると記していました。心に響く言葉です。今がまさにいろいろと制約の多い状況下だからこそ、自分たちにできることは何かを模索し、為すべきことに丁寧に取り組み、一日一日を大切にそして前向きに過ごしていきたいと思います。
 6年生は卒業に向けて、在校生は次の学年への進級に向けて一つ一つ成長を支えていきたいと思います。