3年社会「鳥取県の歴史」を学ぶ校外学習
2018年11月6日 20時36分3年社会では、10月に鳥取県や自分の住む市町村に関わる学習を行いました。
その学習の中で、実際に現地にて歴史を学ぶことを目標に、学校周辺にて校外
学習を実施しました。
クラスごとに校外学習に出かけました。まず最初の目的地は、学校の北側約200m
の場所に位置する「赤崎台場」です。数年前に国指定史跡に指定されています。
県内には岩美町、鳥取市、湯梨浜町、北栄町、米子市、境港市に台場はあり、身近
な存在である生徒もいます。江戸時代(幕末)に建造されたものであり、鳥取県
の歴史の一ページを飾る存在でもあります。
最初に史跡の説明看板で説明を受け、史跡の最先端まで歩いてみます。大きくは
ない史跡ですが、土塁がよく残っている状態でした。
そのあとで、赤崎台場の関連史跡ともいわれる「鳴り石の浜」の石塁まで歩いて
いきます。江戸時代以前の築造を言われる石垣が、広範囲に広がっています。
時間によっては、観光客や地域の小学生、地域の方々もおられ「ストーンバラン
シング」にも挑戦してみました。さらに、本校で生産される野菜を販売していた
だいている「鳴り石カフェ」の営業日に当たったクラスもあり、あいさつにも
伺いました。
鳥取県の歴史の一端を自分たちの目で確かめると同時に、さまざまな方々との
出会いもありました。
その後の学習の中では大伴家持や後醍醐天皇、豊臣秀吉などの鳥取県にかかわる
の歴史上の有名人物、県内および各市町村内の歴史的遺産や文化財、伝統的な
建造物、伝統芸能なども学習しました。地域の歴史や文化に親しみを持ち、同時に
誇りを持つことは、これからの生活でもとても意味のあることです。
11月からの学習は「身近な法律に関わる学習」「お金に関する学習」などに取り
組んでいく予定です。