「実物鑑定競技」とは、農業高校で学ぶ生徒が、実物を見ながら専門的な知識に関する質問に答える競技です。
3週間、展示された実物を事前学習して実物の名前と特徴などを覚えて、いざ本番です。


この競技は、全国大会とほぼ同じ形式で実施され、全校生徒が第1体育館で行います。
20秒ごとに鳴る「ポーン」という音にあわせて1問ずつ解いていきます。



3年生は実習で実際に使う道具もありますが、名前だけでなく成分や特徴までも問われます。



1年生は初めての経験ですが、自分が農業クラブの一員だと実感したと思います。



各科で一番優秀な成績を収めた生徒が学校代表となり、
夏休み中さらに学習して10月の全国大会に挑みます。

JR因美線の智頭駅前にある「ちえの森ちづ図書館」を会場にして
創立80周年記念事業のひとつである本校紹介の展覧会が、
6月30日（水）まで開かれています。



本校の学習内容の紹介パネルや沿革年表


そして、図書館のいたるところに展示されているのが、
「のうりんフォトキャラバン」の写真パネル。


ちづ図書館の職員の方がレイアウトしてくださった
80点の写真パネルと藍染め作品やフラワーアレンジメントの
数々が皆さんをお待ちしています。


ぜひ、お時間のある時にご覧ください。

令和３年6月１６日（水）に、本校の創立８０周年記念式典が来賓の方々のご臨席の下、予定通り実施することができました。





校長先生の挨拶で、昭和１３年から始まる本校の歴史、その間の生徒達の輝かしい活躍、校訓「質実剛健」が刻まれた石碑の由来が紹介され、改めて８０年の歴史の重みを感じました。


同窓会長　岡田邦雄様のご挨拶をいただきました。


その後、鳥取県教育委員、鱸　俊朗様から来賓祝辞をいただきました。


また、生徒会長の青木雪那君が生徒代表として挨拶を行い、「猛暑や冬の風雪を乗り越え、秋に紅葉するモミジになぞらえ、校章は「質実」「剛健」「勇猛」「責任」を象徴しています。校章に込められた言葉を心に刻み、先輩方に負けないよう社会貢献を果たしていきたい。」と述べました。



その後、記念事業の一つとして、本校郷土芸能部による因幡麒麟獅子舞の公演を行いました。


式典後には、８０周年記念として白い八重咲きの桜（シロタエザクラ）が、植樹されました。今後、智頭農林高校の歴史ともに歩んでくれることを祈ります。