普通科の恒例行事となった墨を使った表現活動(鳥取県共生社会をめざす文化・芸術活動支援事業)の今年度の活動をご紹介します。
講師である鳥取大学地域学部住川教授や鳥取大学の大学生と作品づくりを通して交流するとともに、大学生には視覚障がいについて理解啓発をすることを目的としました。
本校生徒にとっても5・6歳年上の大学生との関わりは、自己の将来を考えるよい機会となりました。
初対面はオンラインで盲学校と大学をつなぎ、自己紹介としりとりやマジカルバナナの交流ゲームをしました。 12月7日、8日は住川先生と大学生が盲学校に来校され、作品作りをしました。今年度のテーマは全校の児童生徒と教職員にアイデアを募集して、鳥盲シャツの文字である「汗だせ!声だせ!力だせ!」に決まりました。盲学校生徒は「汗」、「声」、「力」の文字を担当して、その他の部分は大学生が書いてくれました。それぞれが練習をしながら、「次はもっと~しよう」とより良い作品をめざして話し合う姿が印象的でした。短い時間の交流、作品作りでしたが、同じ目標を共有するということが、関わりや協力場面を自然に生み出し、中身の濃い時間を過ごすことができました。
寄宿舎
琴の浦高等特別支援学校寄宿舎との交流会&クリスマス会(寄宿舎)
寄宿舎では初の試みとして琴の浦高等特別支援学校寄宿舎と、オンライン交流を行いました。まずはお互いが自己紹介をし、その後それぞれの寄宿舎について説明をしました。

12月13日(月)~22日(水)の10日間、年末の交通安全運動県民運動が実施されています。スローガンや重点目標をみんなで確認し、お互いに声をかけながら意識を高め事故のない安全な生活につなげていこうとしています。学校前での交差点では、街頭活動、あいさつ活動に取り組んでいます。寒い時期となりました。日没も早くなっています。行動には、時間の余裕をもっていきたいものです。

12月10日(金)に不審者に対する対応避難訓練をスクールサポーターさんに協力とアドバイスをいただき実施しました。不審者と思われる方への対応誘導の仕方、職員の動きと連携、児童生徒の動きなどいろいろな面を体験、確認し、考えていく機会となりました。

11月16日、30日に特別非常勤講師として廣山利之さんをお招きし、陶芸学習を行いました。廣山さんには児童生徒の実態に応じた道具を用意してくださり、丁寧なご指導をしていただきました。ありがとうございました。おかげで、児童生徒は集中して、いきいきと楽しく作品作りに取り組むことができました。
作品の焼き上がりを楽しみにしています。

(ろくろを回しています) (ていねいに教えてもらっています)

(茶碗完成) (一輪挿し完成)
寄宿舎
11月17日(水)18:50より、地震を想定した避難訓練を行いました。舎生は頭を保護しながら、揺れがおさまるまで近くの机の下などに入り、身の安全を確保しました。揺れがおさまった頃に、職員の指示のもと、懐中電灯を灯してグラウンドに無事避難しました。
その後食堂に戻り、校長より「寄宿舎にいるときに地震が来たら、ヘルメットをかぶり、懐中電灯を持って皆と避難することが大切です。普段から、自分や周りの命を守るという気持ちで生活してください」と講評をもらい、舎生は真剣に聞いていました。

寄宿舎
寄宿舎では、本年度月に2回、職員の手話技術の向上に繋げるため「手話サークル」を行っています。
毎回、学校生活や日常生活等で使う手話表現を中心に、聾学校舎生との会話に少しでも役立つよう学習しています。