舎友会除草作業
2021年6月15日 20時40分新学期が始まって、2か月が経ちました。舎生は学校では、授業や実習、いろいろな大会に向けて忙しくしている中、帰舎後の短い時間を使って寄宿舎の玄関周りの草取りを行いました。
玄関周りがすっきりして、梅雨の蒸し暑さも和らぎ、気持ちよく登校や帰舎ができるようになりました。
6月14日(月)に青谷上寺地遺跡整備室の濱田様、岡野様にお越しいただき、
青谷上寺地遺跡展示施設に関する意見交換会を行いました。
本校代表生徒2名が設計上望むことを6点伝え、
それぞれの意見への回答をいただきました。
施設のあり方について様々な視点から考えて、意義深い学習となりました。
また、同日に遺跡の出土品、レプリカ等をお持ちいただき、特別に
「青谷上寺地遺跡出土品見学会」を実施していただきました。
約30名の児童生徒・職員が見学し、弥生時代の土器、釣り具、人骨(頭蓋骨)のレプリカ、
琴の複製品など貴重な出土品の説明に聞き入りました。
意見交換、出土品の見学にご尽力いただいた青谷上寺地遺跡整備室の
皆さまに心より感謝申し上げます。
6月11日(金)に、昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった中国・四国地区盲学校弁論大会が今年度は山口県立下関南総合支援学校を主管校として開催されました。ただ、現地に集合ではなく、ZOOMを活用したオンラインの開催となりました。
大会に先立ち、6月8日の昼休憩に弁論大会の壮行会が行われました。体育館フロアーに全校の児童生徒が集まり、教職員は密を避けるため、2階のギャラリーから見守りました。児童生徒代表の応援メッセージの後、弁士の生徒の担任団から、盲学校の応援団が演奏していたという「鳥盲健児」という応援歌の録音が披露されました。児童生徒も教職員も全校で弁士の応援をしました。
11日(金)の弁論大会本番では、ZOOMの配信で大会に参加しました。弁論は事前に動画で主管校に送っていたものが再生されました。本校では会議室に会場を設定し、弁士、担任、校長、その他関係者が様子を見守っていました。オンラインですが弁論の配信中は弁士の気迫と緊張感が感じられました。今回の大会は7校が参加し、本校代表弁士は奨励賞を獲得しました。
新型コロナウイルス感染症の影響でオンラインでの開催となりましたが、無事に大会ができたことに安心しましたし、新しい行事の様式の可能性を感じた大会となりました。
5月のコロナ感染警報発令の影響を受け、予定していた遠足が残念ながら中止となり、遠足の代替として、6月11日(金)4限にレクリエーションを行いました。遠足の雰囲気を出すため、「さんぽ」の歌に合わせて体育館をみんなで歩いた後、中学部生徒が考えたイントロクイズとジェスチャーゲームをして、楽しい時間を過ごしました。
苗植えをしました。
今年は、さつまいも、ミニトマト、なす、ピーマン、ししとうがらし、おくらの苗を準備し、舎生全員がそれぞれ帰舎したタイミングで植えていきました。どの舎生も丁寧に植え、成長を楽しみにしています。今後は舎友会の環境係が中心となり、水やりの声かけなどをしていく予定です。美味しい野菜がたくさん収穫できますように!
校内弁論大会
盲学校の春の恒例行事、弁論大会を開催しました。5月6日に中学部・普通科グループと保理専攻科グループが予選を行い、5月10日にはそれぞれのグループの上位2名、計4名が本選に出場しました。本選では、中学部から専攻科まで幅広い世代の生徒が、それぞれの主張を堂々と述べ、生徒と教職員がしっかりと聞き、緊張感のある、引き締まった雰囲気の中で大会が開催できました。
本選では最優秀賞と優秀賞を決定して、最優秀賞の生徒は6月にある第47回中国・四国地区盲学校弁論大会(山口大会:リモート開催)の出場権を獲得しました。各賞の受賞者と演題をご紹介します。
優秀賞:専攻科3年生、演題「鳥盲のおとうちゃん」
最優秀賞:保健理療科3年生、演題「踏み出す勇気を」
寄宿舎では毎年、舎友会でスローガンを決めます。
今年は「ひとりひとりを大切にし夢につながる寄宿舎」に決まりました。
舎生一人一人が思いを込めて手形を押し、リボンを付けパネルに貼って素敵なスローガンが完成しました。
4月は新年度スタートの月です。寄宿舎では4名の新入生を迎え合計11名での新たな共同生活の始まりです。舎生皆が今年一年、明るく仲良く元気に生活するために歓迎会・舎生心得の会・防災訓練・舎友会運営に関することなど様々な行事に参加しています。
春の全国交通安全運動が4月6日(火)~15日(木)の間「ゆとり持つ 時間に気持ちに 車間距離」をスローガンに実施されています。
鳥取盲学校でも児童生徒の登校時間に合わせて地域の方との”つながる”を大切にしながら街頭交通安全に取り組んでいます。