30年度修了式

2019年9月10日 09時36分

    30年度修了式
 先日の卒業式で、幼稚部一名、小学部二名、高等部二名が卒業しました。皆さんは、今日、各学年の全課程を修了しました。この一年間をふり返ってみると、勉強や運動を頑張ったことはもちろん、雨が降る中での運動会、昨年より多くの来場者で盛り上がった学校祭などたくさんの行事がよみがえってきます。

 さて、始業式のたびに、「チャレンジする子」「最後まで頑張る子」「思いやりのある子」について話をしてきました。みなさん、そんな子どもになれたでしょうか。
 
 「終わり良ければすべてよし」という言葉があります。みなさんは、聞いたことがありますか。これは、途中でいろいろあっても、最後の結果がうまくいけば問題がないというときに使います。でも、本当でしょうか。皆さんはどう思いますか。

 勝負の世界では結果はもちろん大事だとは思いますが、校長先生は結果より頑張っている途中が大事だと考えています。頑張ってうまくいかないことがあっても、やり方を変えたり、努力を続けたりすると結果が変わってきます。目標が達成できなくても、必ず一歩ずつその目標に近づいています。また今年難しければ、来年また頑張ればいいと思うからです。そうすれば必ず自分の成長につながり、次へのステップになると思うからです。
 
 みなさんも教室に帰ったら、担任の先生と1年間を振り返ってみてください。最後の結果だけでなく、途中の様子も思い出してください。うれしかったこと、大変だったこと、いろいろ思い出せる人は一生懸命頑張った証拠です。

 さあ、4月8日は新年度が始まります。みんな揃って元気に新年度を迎えられることを願っています。