2学期終業式あいさつ

2012年12月21日 13時42分
2学期終業式あいさつ
 今日で2学期が終わりです。23名のみなさんに大きな病気やけががなく過ごせたことを、まず第一に嬉しく思います。
 今年は4月から鳥取聾学校の「たちつてと」をいつも目標にして活動しています。2学期に行われた学校祭、卓球部女子が初めて団体で出場した全聾体、ひまわり分校と一緒の小学部修学旅行、小学部の遠足、マラソン大会、現場体験学習等数々の大会や行事でも、この「たちつてと」をいろんな場面で発揮し、皆さんは多くのことを経験したり学んだりと、それぞれが成長してきたと思います。その成果が、先ほどの表彰であったと思います。表彰された皆様よくがんばりました。おめでとうございます。
 最近、校長先生はうれしかったことがあります。それはマラソン大会の皆さんの記録です。小学部ではほとんどの人が新記録を、中・高等部は10人全員が新記録で頑張ってくれたことです。長い距離を走るのは大変です。途中でしんどくなって止めようかと思う時もあると思います。それでもその誘惑に負けないで皆さんが歯を食いしばって頑張っていました。そのご褒美が新記録という結果です。全体の順位も大切ですが、まずは自分との闘いです。自分に勝つこと、怠けたい心に打ち勝つことが大切です。そうすることによって、他の辛いことに突き当たっても、マラソン大会で頑張ったことを思い出せば頑張れるはずです。
 これから、まだまだ沢山の壁に突き当たると思いますが、今年のマラソン大会で頑張った自分を思い出して行動して欲しいと思います。
 明日から19日間の冬休み、皆さんの家も新年を迎える準備で忙しくなることと思いますが、寒さのために怠けたいとか、さぼりたいとかの弱い心に負けないで家族の一員として皆さんが出来ることを進んでお手伝いしましょう。1月10日には、かぜなどひかないよう、全員が元気に登校することを願っています。