第6回鳥城セミナーを開催しました レストランプロデューサー・河崎妙子氏
2025年2月26日 15時50分レストラン・プロデューサーであり、県立博物館のレストラン・ミュゼを経営されている河崎妙子氏を講師に迎え、「『食』と『生き方』を考える」と題して、第6回鳥城セミナーを食物室(調理実習室)で開催しました。今回は校長先生自らの発案で企画され、社会の幅広さや豊かさを実感するセミナーともなりました。
前半は講演会としました。本校卒業生でもある河崎氏から、ご自身の経験を通して感じられた食を通した人とのつながり、野菜を通して季節を感じたり自身の健康を気遣うことの大切さ、五感を使って食べ物を感じることなどを熱く語っていただき、参加した生徒たちも熱心に聞き入っていました。
後半はジビエを使用した調理実習となりました。メニューは、「鹿肉と蓮根のつみれ汁」「鹿肉と木耳の生春巻き」「鹿ロース肉のチンジャオロースー」の3品をつくりました。皆、調味料を計ったり、材料を切ったり、焼いたりしながら、和気藹々とした雰囲気の中、あたりはとても良い香りに包まれていました。生春巻きは、河崎先生自らお手本を示してくださるなど、参加生徒は熱心、かつ楽しそうに時間を過ごしていました。
最後の食事では、多くの人が初めて食べる鹿肉のおいしさにびっくりしていました。中にはおかわりをする生徒もいました。最後には、若手の先生中心に駆けつけて舌鼓を打っていました。