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アクアポニックスに関する探究学習

2022年3月23日 13時08分

 現在、本校生徒が取り組んでいるアクアポニックスに関する探究学習について紹介します。
 「アクアポニックス」とは魚介類の養殖と、農作物の水耕栽培を掛け合わせた循環式農法であり、規模の小さいものであれば家庭でもおこなうことができます。2021年8月にハワイと本校をつないで実施した海外オンライン研修において、持続可能な産業づくりの一例として学んだことをきっかけに、本校でも実際に装置を製作し、魚や野菜を育ててみようという取り組みが始まりました。現在は校内に設置した小型の装置2基をつかって、タナゴ・スジエビ・カイワレダイコン・パクチーなどを飼育・栽培しています。
これらの取り組みによる成果について、生徒たちが全国での発表会などに参加をして発表をしています。2021年12月19日(日)の「全国高校生フォーラム」(オンライン開催)で2年生4人が有用性やこれからの展望などについての発表をおこないました。その後、実際に校内に設置したアクアポニックスを運用して出てきた成果と課題について、本年2月8日(火)に開催した本校の成果発表会「鳥城Academic Open Space」で1・2年生4人が、続いて3月19日(土)の「WWL・SGH探究甲子園」(オンライン開催)で1年生2人が発表をおこないました。

現在は当初のオンライン研修に参加した生徒たちを中心に世話や観察をおこなっています。新年度にはより大型な装置を組んで多くの魚・野菜を育てる計画を立てていますので、新たにプロジェクトに参加をしてくれる生徒が集まってくれることに期待しています。