若桜学園の職員室前の掲示板に、英語コーナーができました。以前は時間割が掲示されていた場所なのですが、時間割を電子黒板で表示するようになったので、その空きスペースを活用しています。この英語コーナーを、ALTのクレアー先生がいろいろ工夫して親しみやすくしてくださっています。今の時期はクリスマス前ということで、これに関することが紹介されています。日本のクリスマスはイベントのようになっていますが、アメリカのクリスマスはちょっと違うようで、文化や風習の違いを肌で感じることができます。学校に来られた折には、ぜひ英語コーナーにもお立ち寄りください。

大学入試改革で、英語の民間試験の導入が見送られることになりましたが、その民間試験のひとつにGTEC(ジーテック)があります。このGTECに9年生が12月2日(月)に挑戦しました。午後の2時間を使って取り組んだのですが、その様子をのぞいてみると、みんな真剣に取り組んでいました。そしてこのGTECの受験料も、英語検定と同じく全額若桜町が負担しています。家庭の負担なく、いろいろなことを経験できることは、本当にありがたいことです。

11月29日(金)に、中学生を対象に生き方セミナーが行われました。この生き方セミナーでは、藤原みそこうじ店の藤原啓司さんのお話を聞きました。藤原さんは、日本の伝統的な製法でみそをつくるという夢をかなえるために若桜に来られたことについてお話をされました。若桜の若者は、自分の夢をかなえるために若桜を離れることが多いのかもしれませんが、藤原さんのお話を聞いて、若桜の魅力を再発見するとともに、自分が将来若桜に住むことについて現実味を持って考えるきっかけになったと思います。将来、社会に出た時の自分の生活や職業について、幅広い視野を持って考えてほしいと思います。


若桜学園では、今年から英語検定の受験料の全額補助(年一回)が中学生だけでなく小学生もしてもらえるようになりました。本年度最後の英検の申込みが12月6日までです。ぜひ小学生も挑戦してほしいと思います。もし、合格しなくても、英検を経験することで、次回の合格に近づくことができます。このチャンスをいかし、たくさんの児童生徒がチャレンジしてほしいと思います。
11月2日(土)の学習発表会には、たくさんの方のご来校があり、ありがとうございました。保護者の皆様には、後日感想を届けていただきましたが、大変たくさんのご感想をお寄せいただき、感謝しています。用紙いっぱい書き込んでくださった方や、自分のお子さん以外のことについても感動された方の感想がたくさんありました。その中から一部を紹介します。
毎年、最初から最後まで楽しく感動したり感心したりしながら見させていただいています。今年も、新しい生徒会の考え抜かれたパフォーマンスから始まり、吹奏楽部の心に響く演奏。心に響くからなのか、毎年涙が出てしまいます。前期のかわいい元気な発表、3年生は台本から音楽の小道具もすべて手作りと聞いて「おおっ!」と関心しました。5・6年生の、ワイワイと楽しい雰囲気だけど、キレイな声のゴスペルも心に残りました。みんなの個性がよく出ていて面白かったです。7年生の太鼓も、すごい迫力で、みんながすごく団結しているように見えたし、ものすごい練習をしたんだろうなぁとすごく感動しました。8年生の歌もとてもキレイだったし、9年生の書道パフォーマンスも、すごく力強さと団結力もあり、さすがでした。今年は、椅子を出していただいたのもあり、一日を通して発表会を見ていたので、見どころ盛りだくさんなエンターテイメントショーというか、舞台を見ているようでした。足腰も痛くならず、前の人の頭も気にならず、とても見やすくてありがたかったです。今年も、本当に素敵な、みんなの成長が見える発表会でした。ありがとうございました。あと、先生たちのバンドの「マリーゴールド」も聞いてみたかったです。