学園トピックス

豪華列車で入試に向かいました

2019年3月6日 07時30分

いよいよ県立高校入試の日です。この日の朝の若桜駅は、高校がお休みのため乗客がいつもより少なくなっています。そんな中、出発の20分前にもかかわらず、受験生とその家族の方で若桜駅はいっぱいになりました。駅員さんから「1両目に乗ってください。」と言われ、ホームに出てみるとなんとそこには豪華列車「八頭」の姿が。

そういえば、1年前の県立入試の時は「昭和」でした。若桜鉄道の粋な計らいに感謝感謝です。今年は、1両目が「八頭」、2両目が「昭和」の豪華列車で受験生を迎えてくださいました。

「八頭」の内装もとてもきれいでした。

受験生の家族と校長先生らに見送られ、全員元気に出発しました。

いいコンディションで入試に向かった受験生。緊張することなく普段の力を出し切れると思います。全員合格間違いなしです!

ありがとう4年生 よくやった1・2・3年生!

2019年3月5日 15時09分

3月5日(火)に「ありがとう4年生集会」(前期ブロック集会)がありました。これは、前期ブロックリーダーとして頑張ってきた4年生に、お世話になった1・2・3年生が感謝の気持ちを伝える会です。この会の進行・運営をすべて3年生が担当してくれました。

1・2・3年生がそれぞれ工夫した出しものをして、とても楽しい会になりました。

感謝の気持ちを込めた手づくりのプレゼントもありました。

3年生は、出し物だけでなく、最初と終わりのあいさつやいろいろな役をこなしてこの会を運営してくれました。

最後に花道をつくって4年生を送りましたが、その中を通る4年生はとても嬉しそうでした。

4月からは中期ブロックの仲間入りをする4年生、前期のブロックリーダーとなる3年生、新入生を迎え入れる1・2年生。それぞれの学年の成長を感じた集会でした。そしてこの集会を、先生が一言もしゃべることなくやってのける若桜学園の児童のすごさに感動しました。

2月の俳句は、教頭先生に選んでいただきました

2019年3月5日 09時17分

2月の岡崎賞


【前期ブロック】
受験生 見送るわたしも いつの日か     4年 山本 若菜

若桜学園ならではの一句。小学生が今までお世話になった9年生への感謝とともに、これからしっかりとがんばっていこうという決意が、「いつの日か」の言葉で感じることができてうれしい句です。

 

【中期ブロック】
うぐいすと ぼくの口笛 はもり出す     7年 杉田 結翔

鳥の声を口笛で吹くとしたら、多くの人がうぐいすでしょう。私も子どものころよくまねをしていました。口笛と本物のうぐいすの鳴き声が重なって、思わずうれしくなってしまう。そんな情景が浮かんできます。

 

【後期ブロック】
始まりも 終わりも包む 春の声         9年 上川 周平

若桜学園の卒業と新しい高校生活への期待。季節の春と合格という2つの春を告げる声。受験生らしい一句だと思います。特に、始まり、終わりを告げるではなく、包むと表現したところが、今までの満足感とこれからの期待感をうまく表せていると思います。


 

今年度最後の優秀俳句が決まりました

2019年3月4日 13時25分

本年度最後の優秀俳句は、次のようになりました。
2・3月優秀俳句   
1年生   
  ひなまつり おすしにケーキ おいしいな    平口 竜ノ介
  うぐいすが ホーホケキョと ないている    小林 新
  うすごおり あるくとわれる ぱりぱりと    伊井野 優粋
2年生   
  よもぎはね おもちにつかえる いい草だ    熊田 湊斗
  つららはね きらきらひかる 星のよう     山根 友輝
  豆まきは おにをにがして しあわせに     前住 紗恵子
3年生   
  よもぎの葉 びょうきのうわさで はりきった  德田 蓬
  ひなまつり 赤いじゅうたん おにあいね    大杉 琉月
  てんぷらで 食べたらにがい ふきのとう    君野 佳那
4年生   
  また一人 卒業したら さびしいな       谷口 真和
  枯れ木あり 花さかじいさん 来ないかな    森木 蘭楽
  受験生 見送るわたしも いつの日か      山本 若菜
5年生   
  おには外 豆をまいたよ ふくは内       後藤 大心
  つららでね ちゃんばらごっこ 楽しいな    藤原 蓮歌
  梅の花 春と一緒に 咲いてくる        諸寄 麻亜莉
6年生   
  豆まきで 今年の悪運 退治する        森岡 このみ
  豆まきで 全力投球 鬼が泣く         青木 一真
  受験生 9年生は 結果待ち          兵頭  樹
7年生   
  白酒の なつかしい味 夢旅行         後藤 琉心
  うぐいすと ぼくの口笛 はもり出す      杉田 結翔
  私には 居る場所分かるよ ひばり鳴く     山口 結菜
  残る雪 それに群がる 子ども達        西山 瑛紘
8年生   
  あと少し 軒下つらら 手をのばし       井口 恋那
  ふきのとう 子どもがにがし 大人味      永原 叶夢
  庭の梅 もうじき咲くか 問う朝や       西川 小雪
  豆まきの 翌日庭から 鳥の声         平山 翔琉
9年生   
  卒業の 友の背中や 顔かすむ         岡崎 凌大
  始まりも 終わりも包む 春の声        上川 周平
  9年間 見慣れた景色 ありがとう       三島 奈那美
  公園の ふくらむ芽には 希望かな       山根 快生

学級閉鎖について

2019年3月4日 09時08分

インフルエンザがようやく落ち着いてきたと思っていたのですが、週明けの本日、8年生のインフルエンザによる欠席が6名となりました。6日(水)、7日(木)には県立高校入試が控えており、これ以上の感染拡大を防ぐために8年生は本日給食後に下校し、6日(水)までを学級閉鎖とします。6日(水)に予定されていた実力テストは、7年生のみとし、8年生は来週に延期します。

海外青年協力隊の方のお話を聞きました

2019年3月1日 13時21分

2月28日(木)に、「知って 見て 感じて 私が出会ったフィリピン」と題して、鳥取県JICA(ジャイカ)デスクの森木由加里さんのお話を7年生が聞きました。

森木さんは、海外青年協力隊として2年間フィリピンに行かれたことがあるそうです。フィリピンについてのお話だけでなく、世界が抱える問題を解決しようという取り組みSDGS(SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS)(持続可能な開発目標)やJICA(独立行政法人 国際協力機構)、海外青年協力隊のことについても教えていただきました。

 森木さんの陶芸の技術をフィリピンが必要としているということで、森木さんの前に3人の海外青年協力隊の方が取り組まれてきたことを引き継ぎ、2年間活動されたそうです。

海外青年協力隊の支援というのは、物資ではなく自立のために必要な技術の習得や仕組みの構築を支援するのだそうです。森木さんは、2年間日本に帰ることなく現地の人の中に入って一緒に活動されたそうです。

森木さんは、「何が一番大変でしたか?」という問いに対して、言葉や食事のこと、現地での生活などを想像していたが、実際は次のようなことだったと話をしてくださいました。
・モチベーションを常に保つこと
・あきらめないこと
・何でもチャレンジする
・自分一人でも・・・・やり続ける!
・信念を持つ
このことからも、森木さんがどんなにフィリピンで頑張ってこられたのかがよくわかります。お話の後、みんなで写真を撮ったり一緒に給食をいただいたりしました。

最初は写真を撮ったら仕事にもどろうと思っていたのですが、森木さんの熱のこもったお話に引き込まれて時間があっていう間に過ぎてしまいました。森木さんのお話を聞いて、若桜にいながら世界の諸問題の解決について考えたり、人の役に立つという生き方について考えたりすることができたと思います。そしてこのお話を教室の中で聞くことができるのが若桜のすごいところだと思います。体育館やホールでは味わえない一体感を感じながら、身近なこととしてお話を聞くことができます。このあたりが少人数の良さや強みであると思いました。

6年生体験入部

2019年2月28日 09時14分

今週から6年生が一足早い体験入部をしています。入部を希望する部活で体験をするのですが、2月26日(火)はこの冬に取り組んでいる合同部活の日でしたので、全員が体育館で一緒に体づくりをしました。この日のメニューは、手押し車→もも上げ→両足跳びぞうきんがけ→片足スクワット→手押し車→前後開脚→両足跳びぞうきんがけ→バービーを繰り返すというかなりハードなものでした。

5時15分までの短い時間でしたが、中学生と一緒に6年生も頑張りました。

来週からは、7,8年生は18時30分下校となりますが、6年生は17時30分下校の体験入部を続けます。他の中学校では、4月に中学生の学習や生活が始まるわけですが、小中一貫校の若桜学園では一足早く中学校の部活動を体験して、中学生になる準備をすることができます。3月中には正式入部をしますので、体験入部期間中に3年間続けられる部活をしっかり選んでほしいと思います。

郡体育協会から表彰されました

2019年2月28日 09時07分

2月23日(土)に八頭町中央公民館で八頭郡体育会表彰式が行われ、若桜学園からは2人の生徒が表彰されました。
 スポーツ賞 9年 岡崎 凌大
       8年 奈羅尾 瑞生
岡崎くんは、因幡・但馬ジオパーク陸上対抗選手権大会の3年男子100mで優勝したことから、奈羅尾くんは、県中総体スキーのクロスカントリーで3位に入賞し全国大会に出場したことから今回の受賞となりました。おめでとうございます。

9年生が 卒業お祝いバイキング給食を食べました

2019年2月21日 16時05分

2月21日(木)に、9年生は家庭科室でお祝い給食をいただきました。

<お祝いバイキング給食のメニュー>
(主食)わかめおにぎり メロンパン マーブル食パン
(主菜)若鶏肉のみそからめ ミートボール おさつフライ
(副菜)大根の中華スープ 海そうサラダ
(デザート)杏仁フルーツ イチゴゼリー マスカットゼリー いちごロール キャラメルロール

4時間目が終わり、お祝い給食の様子を撮ろうと家庭科室に行ってみたところ、すでに半分以上食べ終わっていました。何度もお代わりをしていて、デザートが残っているくらいになっていました。

高校入試で気持ちが張りつめた毎日を送っている9年生にとって、この日のバイキング給食は、みんなで和みながらゆっくりと食事をとれる楽しい時間になったようです。

子どもシンポジウムが開かれました

2019年2月21日 14時47分

2月20日(水)に本年度の「若桜子どもシンポジウム」が開かれました。このシンポジウムは、6年生がふるさと若桜について学ぶだけでなく、それをもとに未来の若桜についての提案を考え、町長さんや議員さん、役場の代表の方々に聞いていただき、意見や質問を通してさらに深めていく取り組みです。

今年は3つのグループに分かれ、一人ずつ発表しました。
<動物チーム>
①青木一真「若桜町をジビエの町に」ジビエレストラン
②大久保春弥「自然がきれいで、生き物が住みやすい若桜町」人工林を減らし原生林を保護する
③福田蓮城「野生の動物が住みやすい若桜町」原生林を増やすことと、増えた鹿への対策(柵・ジビエ)

④石黒尚「動物が安心して暮らせる環境」木の実を餌にする自然の動物園
⑤兵頭樹「人も動物も住みやすい町」鹿対策(柵)
⑥山根幸輝「魚が住みやすい環境」山の水族館と熊や鹿を飼育する施設


<観光チーム>
⑦桑原美羽「今の人口を維持して、観光客がたくさんいる町」若桜町にイルミネーションを
⑧田井美知「観光客を楽しませる方法」アスレチック場の建設
⑨森岡このみ「今の人口を維持し、観光客が多くなっている町」若桜町の自然を使った森の公園(遊び場)の設置


<商業チーム>
⑩木下未唯「いろいろなお店が増え、観光客がいっぱいやってくる活発な町」若桜町の特産品オンリーBOOの商品を広め観光客を呼ぶ
⑪山本理捺「商業で若桜町を活性化」若桜町の特産品を使った料理が食べられるお店の開店


自分の考えだけでなく、他の地域での取り組みを調べたり今あるものをどのように活用したらいいのかを考えたりした提案がしっかりと作られており、それをわかりやすく提示し、自分で伝えることができていて、6年生一人一人の成長を感じました。大人の方からの意見や質問に少し戸惑うこともありましたが、先生の助けを借りることなくしっかりと自分で答えることができていました。未来の若桜について考える学習を通して、時代の若桜を担う人材も育っていることを感じました。