小中一貫校の若桜学園では、1年生から9年生までの全校児童生徒を色別の4つの班に分けて、縦割り班を作っています。いつもの年であれば、春の全校遠足の時からこの縦割り班活動を開始するのですが、今年はいろいろな学校行事が中止になったりいつも通りの活動ができなかったりして、できていませんでした。しかし、運動会を前にして、ようやく今年の縦割り班活動がスタートしました。トランポロビクスの練習や、応援合戦などで、各班のリーダーが中心となって活動しています。もちろん先生のサポートはあるのですが、先生が前に出ることなく児童生徒のリーダーが中心となって活動を進めています。この縦割り班活動を通して学ぶことはとても多く、高校に進学したり社会に出たりしてから、この経験を生かす場面はたくさんあります。今までとは違う新しい生活様式の中でも、若桜学園が築き上げてきた取り組みを引き継いでいきたいと思います。


夏休み中に社会福祉協議会やわかさあすなろで行われた体験ボランティアに、5年生以上の児童生徒が今年もたくさん参加しました。参加率は約60%で、のべ人数にすると82名になります。中には一人で6回参加した人もいます。こうして、誰かのために自分ができることを進んで行うことができることは、とてもすばらしいことです。
2学期が始まり、9月5日の運動会に向けて、練習に取り組んでいます。熱中症と感染症の両方の対策をしながらの練習で大変ですが、8月27日(木)の1,2年生の練習は、さくらホールで行われていました。エアコンを使用し、換気もしながらの練習で、しっかり対策をされた中で行われていました。20年前に中学校として作られたこの校舎が、小中一貫校となった今でもこうしてしっかり機能を果たしていることは、すごいことだと思います。恵まれた教育環境の中で運動会練習に取り組む児童生徒たちの練習の成果を、運動会当日に発揮してほしいと思います。


本年度初めての表彰伝達がありました。8月23日に米子の東山水泳場で行われた鳥取県中学校学年別水泳大会の1年生女子400m自由形において、藤原遥香さんが優勝しました。おめでとうございます。

8月25日(火)は、大掃除をした後に体育館で始業式がありました。中学生は、夏休み中も部活動や駅伝で登校していましたが、小学生も含め全校で集まるのは久しぶりです。この日は、校長先生のお話の後、2学期から本校に学校業務アシスタントとして勤務される廣岡正夫先生の紹介がありました。この学校業務アシスタントとは、先生たちの仕事をサポートして下さるお仕事です。若桜学園は、恵まれた教育環境が整っていますが、さらに充実したように思います。

本年度のPTA奉仕作業は中止になったのですが、刈り払い機をお持ちの有志の方にご協力いただいて校地内の除草作業を8月22日(土)の早朝に行いました。今年は梅雨明けが遅く、例年よりも雑草が伸びていましたので、大変助かりました。おかげで運動会に向けて校庭周辺がとてもきれいになりました。ありがとうございました。

