調理コース1年生 しめ卵のお吸い物と大根の酢の物の実習

2020年5月20日 15時46分
調理コース

 今日は調理コース1年生の実習です。入学してからまだあまり実習の経験を積んでいませんが、技術向上のため日々努力しています。
1年生では基本的な日本料理を学びます。そこで、今日は昆布と鰹節の一番だしと、大根のかつらむきを使った料理を作っていきます。

  
 大根のかつらむきは、大根を薄く向いていく技術です。南高では実技試験でも挑戦します。写真では見えにくいですが先生が切ったものを伸ばしています。3メートル位かな 1年生も初めての挑戦です。最初はとても難しく感じますが、練習を繰り返せば・・・「ある日突然神が降りてきたーーー」みたいな瞬間が訪れます。それまでは努力の繰り返しです。
ちなみに、過去の先輩方の最高記録は8メートル19センチです!
切った大根は短冊切りして、塩水(たて塩)に漬けてから三杯酢で味付けします。
しめ卵の吸い物は、まず一番だしを取ります。次に卵を沸騰したお湯に入れて、ふわふわの内に、巻きすで絞めて丸く整形します。
   
 器に卵を盛り付けて、味付けしただし汁を注ぎます。仕上げに木の芽を添えて完成です。だしの豊かな香りと、木の芽のさわやかな香りが食欲をそそります。大根の酢の物は皿の中央に大山のように盛り付け、貝割れ大根を天盛りします。            大根の酢の物            しめ卵のお吸い物