6時間目に洪水の避難訓練を行いました。東郷池の水位が上がり天神川からも水が押し寄せたという想定です。想定される水位をもとに1階の生徒を3階に避難させ、その他の生徒は静かに待機させるという訓練でした。実施した結果、想定どおりの水位であれば生徒の安全は守れそうです。
水の災害では津波も考えられますが、学校周辺で想定される津波の高さからすると校舎3階に上がれば助かるようです。しかし、津波は地震の後に発生することが多く、地震そのものによって学校周辺の土地が沈んでしまうと大変なことになります。様々な可能性を調べながら準備しておきたいと思います。



ちなみに今日は県立高校一般入試のため3年生は登校していません。明日は入試2日目、検討を祈ります。
新型コロナの影響でPTAの事業もいくつも中止せざるを得なくなりました。PTA各学年部では親子奉仕作業等を計画していたのですが、奉仕作業が実施できたのは2年生だけで、以前実施していた親子交流会は全学年できませんでした。そのため3学年部ではメッセージボードの取り組みが行われています。これは各保護者から桜の花弁を模したカードに短いメッセージを贈ってもらい、3階廊下に掲示した幹や枝に貼ったものです。短い言葉の中にこれまでの思い出が詰まっていたり、将来への期待や応援が語られていたりします。学校が知らない試練や葛藤なども綴られていて、ご家族の愛情いっぱいのメッセージに目頭が熱くなりました。いよいよ今週末は卒業式。その前に明日、明後日は県立高校一般入試。心と体調を整えて頑張ってください。


今日は3年生が普通に登校する最後の金曜日です。来週金曜日の午前中に卒業式を行います。昨日までの雨も上がり、晴天が広がって気温も上がってきました。午後の活動では、各自の美化担当場所で大掃除をして校舎への感謝を伝えていました。校長室の当番は窓ふきやエアコンのフィルター掃除をしていました。フィルターを水洗いしたのはいいのですが、時間内に乾かず、夕方まで外の風に当てることになりました。来週金曜日の午後にはもうこの生徒たちの姿が見られなくなるかと思うと今から寂しい気持ちになります。

また、6時間目には2、3年生で卒業式の歌練習をしました。今年度の卒業式は、卒業生、保護者、教職員のほか、少数の来賓と2年生も出席して行います。平成31年4月に開校した本校では初めてとなる在校生のいる卒業式です。体育館で本番と同じような配置に立ち校歌を歌いました。生徒が集まって校歌を歌うのも久しぶりでした。

生徒会環境福祉委員会の代表が校区内の老人福祉センターに出かけて、利用者の高齢者の方に手作りのメッセージ入りの小物を贈りました。新型コロナの影響で触れ合える行事が制限される中で、施設側と打ち合わせしながら、短時間の訪問でプレゼントを渡すという取り組みになりました。県中部地区の新型コロナ新規感染者数も減少してきて、前任の委員長から温めてきた企画がようやく実現できました。
おばあさん方を前に委員長が代表してあいさつをしたのですが、とても緊張していて見ている側にもドキドキが伝わってきました。元気を届けたいという生徒の思いが通じたようで高齢者の皆さんはとても喜んでくださって、「中学生の子どもさんに会うなんて久しぶりで」と、わざわざ玄関まで出てきて見送ってくださった方もありました。やはりこうした交流の経験は大切だと感じました。



本校には相談室が2つあります。特別教室棟1階の「相談室1」は主にスクールカウンセラーの相談活動で使用しています。2階の「相談室2」は教育相談員の活動のほか生徒の学習にも使用しています。様々な理由で教室で学ぶことができないとき、この部屋で学習をすることがあります。また、不登校経験者が教室復帰を目指しながらこの部屋を拠点に生活や学習のリズムを取り戻すために使うことがあります。「相談室2」で学習する生徒は基本的に自分の学級と同じ時間割で学習を進めています。中学生の時期には自分でもどうしようもないくらい心が大きく揺れ動き不安になることもあります。あせらずにしっかりと心のエネルギーをためて次のステップに進んでほしいと思います。


昨日に引き続き今日も快晴、まぶしい青空が広がっていました。3月を迎えるようになり卒業式も近づき、来週の火曜日と水曜日は県立高校の一般入試のため3年生の登校はありません。火曜日の登校は今日が最後でした。
気付けばずいぶん日が長くなり気温も上がってきました。この冬は積雪の回数が少なく、積雪量も昨シーズンの令和3年12月末の大雪ほどのことにはならず、学校では大きな被害もありませんでした。今シーズンはもう積雪の可能性は低いでしょう。活躍してくれた除雪機なども来シーズンまで長い休みに入ってもらいます。近いうちに玄関周辺を片づけ、春モードにチェンジします。


今年度最後の保護者参観日でした。5時間目の授業を公開し、その後、PTAと部活動後援会の決算総会を行いました。ご参加いただいた皆さん、お忙しい中、またコロナ対策の換気で寒い中、ありがとうございました。PTA関係の決算総会の開催は規約に位置付けられているものの、新型コロナウイルス感染拡大によって、開校した年の令和元年度(令和2年2月)は前日夜に中止決定の連絡を流し、令和2年度、3年度は書面審議としましたので、今回が開校以来初めての集会形式での開催となります。事業報告、決算報告、新役員の承認等がありました。また、令和5年度から新たに保護者の中から顧問を置き、鳥取県PTA協議会や東伯郡中学校PTA連合会の役員を務めることも決まりました。授業参観では1年生が郷土芸能学習の発表会を行いました。2、3年生は通常の授業公開でしたが、3年生の授業では問題演習に取り組んでいる授業もあり、この時期の授業公開の難しさを感じました。


生徒会専門委員会の一つ学習委員会では、質の高い学習の実現をめざして授業に向かう姿勢づくりのために2分前着席の徹底に取り組んでいます。
職員室前の生徒会掲示板では、「1月の反省点をわかったうえでクラス全員が2分前着席ができるように、クラスで取り組みを2こ以上考える」という目標が示されています。委員会で決めた対策に従ってもらうのではなく、クラスの実態に応じた対策をそのクラス自ら考えるように求めています。クラスの自主性を大切にしているのですが、実は結構厳しい呼びかけかもしれません。各クラスには対策を工夫しながら、1週間のうち20以上の授業での2分前着席達成という結果を出すための努力が求められています。いずれにしても学ぶことは生徒の大切な権利です。自分たちのためになることは全員でやり切りましょう。

