介護される側の立場に立った車いす介護実習 (福祉類型)
2023年6月13日 16時28分今日の2限、3限は、講師に、岩井あすなろの介護福祉士 坂本さん、但井さんをむかえ、車いす介護を体験しました。
2限は、スライドで様々な種類の車いすを学習しました。
スマートウォッチで操作できる、モーターを後付した電動車いすや、座った状態から床に座れる車いすなどの紹介があり、生徒たちは興味深く耳を傾けていました。
電動車いす 座面が下がる車いす
3限では、まず車いすを押して、スロープから校舎内に入る実習を行いました。
普段生活していると、気にもならない段差も、車いすだと大きな段差となり、車いすを押して中に入るのが、どれだけ大変かを実感しているようでした。
また、スロープを上り下りするときは、手すりや壁に利用者の方が手を挟まないように、声掛けをして、手をひざの上に置いてもらうのが大切だと、講師の先生から指導がありました。その後、4台の車いすを運搬できる介護福祉車両を使って、車いすによる車の乗り降りを体験しました。
車いすの種類によっては、ブレーキは足で解除するのですが、優しく解除しないと、利用者や周囲に不快な思いをさせてしまうので、注意が必要だと説明がありました。
また、最後に「介護者には、乗る方の気持ち・動かす方の気持ち、その両方を体験してもらうことで、車いすを動かすスピードや、声掛けが大事なことに気づいてほしい」と講師の方からお話がありました。