ニューヨークのNPOの方々と地域と国際社会の理解を深める交流!~かき氷でおもてなし
2023年9月13日 13時42分 本日は、3年1組「実践現代社会」の授業で地域理解講座として、岩美町内にある企業 株式会社フジタさんの屋上緑化技術を学ぶためにやってきたNYの研究チーム5名と3年1組の生徒が交流をしました。
まずは、生徒と研究チームお互いに一人一人が英語で自己紹介をしました。3年1組の生徒たちは少し緊張した様子。
研究チームを代表してマックスさんが研究施設や取組みの紹介をされました。
「屋上緑化は、都市部で深刻な問題となっているヒートアイランド現象や、建物の保護、景観の改善といった、私たちを取り巻く環境問題を一気に解決に導く技術として注目を集めています。
研究チームはアメリカの様々な州から集まった科学者、農業者、先生など多種多様なメンバー。屋上緑化に適した植物の育成や事業を展開する活動をアメリカだけでなく世界中で行っています。」と説明されました。
また、マックスさんがこの屋上緑化と出会ったのは高校生の時で、生徒みんなと同じ頃だとも話されていました。
マックスさんのお話の後、4名の生徒が代表して岩美や岩美高校の紹介をしました。
吉橋君が、日本の電車は時間に正確にやってきて遅れることがない。治安がよく財布をおとしても帰ってくるなど他国にはなかなかない日本の文化を紹介しました。
広田さんは、岩美高生の一日。
ランチタイムの様子や毎日の掃除の時間など、こちらも他国にはあまり見られない日本独特の習慣を紹介しました。
金澤さんは、岩美町について紹介。
岩美の海や温泉など、美しい写真とともに説明しました。
村上さんは、日本のごはんについて。
そうめんやかき氷の歴史など日本人でもあまり知らないような情報を紹介しました。
次に、場所を調理室に移し、かき氷で皆さんをもてなしました。
かき氷の味は、定番のいちご味やブルーハワイに加え、抹茶や小豆など。研究チームの皆さんと生徒たちは、好きな味のかき氷を一緒に楽しみました。
教室での緊張した生徒の様子はどこへいったのか、笑顔で積極的に会話を楽しんでいる様子でした。
お別れの際、岩美高生から美しい岩美の海のポストカードと、手作りのしおりをプレゼント。
ニューヨークの研究チームからは、帽子をプレゼントしていただきました。
今日の感想を生徒の石谷君は、「発表の際、研究チームのみなさんのリアクションが大きくてビックリした。かき氷も美味しくとても楽しかった。」
八木さんは、「外国の方と直接コミュニケーションを取ったのは初めてだったので、とても良い経験になりました。」と話していました。
この授業を通じて、生徒たちは地域と国際社会に対する理解を一層深める貴重な体験ができました。