大学生サークルによるピアエデュケーション講演:よりよい交際について
2024年2月15日 16時29分 本日は、鳥取大学医学部保健学科の大島麻美 助教と、鳥取大学医学部保健学科ピアサークル17名を講師にお招きして、2年生を対象に「ピアエデュケーション」学習が行なわれました。
ピアエデュケーション(仲間教育)は、思春期の若者が抱える性の悩みなどについて、同世代の仲間(ピア)が相談役になり、考えたり意見を交わしたりして解決を目指す取り組みです。
講演は、ピアサークルメンバーが主体となり、生徒たちと近い目線で性に関する様々な問題を取り上げます。本日のテーマは「よりよい交際」。
「大切な人との付き合い方」をグループで話し合ったり、人が人に惹かれる愛のお話を「アンドロギュノス」という物語で語ってくれたり、「デートDV」「望まない妊娠」「性感染症」「性的同意」について分かりやすく劇を交えて講演してくれました。
性に関する正しい知識や専門性を持つサークルメンバーは、5~6名に分けた各班に1名ずつ加わり、生徒たちの意見を聞き出し、指導的立場としてアドバイスなどを行なってくれました。
とても繊細な問題ですが、年齢が近い大学生たちが優しく寄り添いアドバイスをしてくれることは、生徒たちにとって、学校の性に関する指導に比べて、よりリラックスして問題と向き合え、知識や考えを共有できる良い機会となったようです。
鳥取大学医学部保健学科ピアサークルの皆さん ありがとうございました。