2年生 福祉系 福祉レクリーエーション講習会
2024年7月8日 13時30分幼児や高齢者、身体の不自由な方と一緒に楽しめるレクリエーションの技術を学ぶ講習会を、2年生の福祉系生徒9名を対象に、介護福祉基礎の授業の一環で、6月と7月に行いました。
鳥取社会福祉専門学校 専任講師の鎌谷さんを講師に迎え、本校の福祉実習室で行いました。
「レクリエーションとは、心を元気にすること。レクリエーション支援では、自分の意志を一方的に伝えるのではなく、同じ目線に立って、お互いに気持ちを通い合わせるという事が大切」と鎌谷さんは強調されました。気持ちを通い合わせるために一番大切なのは、「笑顔」。初めてのレクリエーション研修にちょっと緊張している生徒の表情を和ませるため、「微笑みエスカレート」というゲームで、どんどん笑顔になっていくゲームを取り入れながら、授業は、リラックスした雰囲気となっていきました。
場や雰囲気を和ませることも、レクリエーションの大切なポイントだということを生徒たちも学習できた様です。
そして、いよいよ本格的な手法の研修。
まずは、アイスブレーキング。会が始まってすぐに、会場を和ませるためにとても有効な手法です。
手拍子をしたり、足ふみをしたり、歌をうたったりと、簡単かつ身体を使う活動で、緊張もほぐれ身体と脳に力が入ってきます。
みんなの表情が生き生きしてきたところで、チーム対抗のゲームも行われました。
「すき焼きジャンケン」は、じゃんけんで勝ったチームが、すき焼きの材料が描かれたカードを引き材料を集めていくゲーム。出てくるカードによって、お肉たっぷりの豪華鍋になったり、野菜ばかりのヘルシー鍋になったりと、生徒たちも楽しんでいました。
「さいころ数字消しゲーム」は、大きなサイコロ2つを使い、出た目に応じて、12マスの数字を消していきます。数字を効率よく消していくために、チームで作戦を練るため、会話も弾みます。どちらのゲームも、声かけや合図、拍手をタイミング良く入れながら進められました。
対抗戦ではありますが、個人の能力によって、勝敗が決まるものではなく、その時の運が勝敗を決めるのがポイント!また、お互いにポジティブな言葉を掛け合い、感謝と笑顔を忘れずに進めるがことが大切と学びました。
これらの講習内容をもとに、今後生徒たちは、アイデアを出し合い、楽しいレクリエーションを企画していく予定です。