太陽のように
2018年1月9日 14時00分 あけましておめでとうございます。
よいお年を迎えられたことと思います。
始業式に、次のような話をしました。
元旦に初日の出を見た人がいるかもしれません。日の出を見ると清々しい気持ちになります。私は、朝歩くのが好きです。30分ほど、ウオーキングをします。夜明け前の暗いうちに歩き始めます。暗い世界がだんだん明るくなるのをながめるのは気持ちいいものです。夜明けと言えば、次の言葉が大好きです。
太陽は 夜が明けるのを待って 昇るのではない
太陽が 昇るから 夜が明けるのだ
東井義雄
当たり前ですね。明るくなったからそろそろ昇ろうかと言って、太陽が昇るのではありません。太陽の光で明るくなるのですから。真っ暗な夜から、明るい世界を生み出してくれるのは太陽です。
この言葉を人間のこととして考えると、どんなに辛い苦しい時でも自分が前向きにがんばれば、明るい未来を切り拓いていけるんだ、と希望が生まれます。私は、この言葉に「そうだ、そうなんだ。」と励まされたことがあります。
また、「太陽が昇るから夜が明けるのだ」というのは、自分から進んで行うのですよという意味が込められています。自分から進んで動くと周りが変わるということです。以前お話しした「鏡は先に笑いません」にも通じます。
みなさん一人一人が太陽です。みなさん一人一人が、よりよい学級、よりよい学校をつくっていく主人公です。
今日はこんな事をやるぞ、とやる気満々で、学校に行くのが楽しい。
今年も、そんな学校をつくっていきましょう。
ご家庭のご支援ご協力、本年もどうぞよろしくお願いします。
校長 安住 順一