前向き(プラス)に

2018年6月29日 13時07分

 松下幸之助さんは、松下電器産業(現・パナソニック)の創業者で、経営の神様と言われた偉人です。幸之助さんは、成功した理由を3つ挙げています。

  ①家が貧しかった。(父親が米相場に失敗。破産し、貧しい生活を強いられた)
  ②学校へ行けなかった。(尋常小学校4年生で中退し、丁稚奉公に出た)
  ③病気がちで身体が弱かった。

  なぜ、この3つが成功の理由なのでしょう。

  ①家が貧しかったので一生懸命働いた。少ない給料にも感謝した。
  ②学校に行けなかったので本を読んで勉強した。
   人に素直に教えてもらおうとした。
    ③身体が弱かったので自分の代わりになってくれる人を育てようとした。 


 自分に与えられたもの、起こった出来事を前向き(プラス)に考えて、行動することで、松下幸之助さんは成功への道を歩むことができたのです。
 全校朝会で松下幸之助さんの話をしました。児童の感想を一部紹介します。

 

・松下さんは、自分に与えられたものがよくないものでも、それをよさだと
みとめることができていてすごいなと思いました。私も一人一人与えられ 
たものはちがい、それが当たり前でいいと思うからプラスに変えていって、 
さらにジャンプアップできるようにしていきたいなと思いました。
・やっぱりプラスに考えることは大事だなと思いました。ぼくはプラスに考 
えることはあまりないから、苦手なことでもプラスに考えれば乗りこえら 
れるんだなと思いました。
・心に残った言葉は、与えられたことに感謝するということです。与えられ
 たことがいやなことでもプラスに変えてがんばっていきたいです。
 
  校長 安住 順一