新生活様式と新学習指導要領

2020年7月2日 10時22分
 新型コロナウイルス感染症対策には、自らを感染から守るだけでなく、自らが周囲に感染を拡大させないことが不可欠と言われています。そのためには、ひとりひとりの心がけが何より重要です。新しい生活様式の実践例が示されましたが、これからは自身や周りそして、地域の状況に応じて実践していく必要があります。

この考え方は、今年度より完全実施となった新学習指導要領の考え方に通じるものがあります。時代の変化の中で子供たちが様々な変化に積極的に向き合い、他者と協働して課題を解決していくことや、様々な情報を見極め、情報を再構成するなど新たな価値につなげていくこと、複雑な状況変化の中で、目的を再構築することができるようにすることが求められています。学校は、よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標のもと未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」を家庭や地域社会と協力して、教育活動の充実を図って参ります。ご家庭でも、これからの社会の担い手となるお子さんが何のために何を学ぶべきなのか、考えてみてはいかがでしょうか。