「笑う、泣く」は、心の安定を図る薬!
2021年2月8日 13時04分 今年は2月2日が節分、2月3日が立春です。節分には、豆まき、恵方巻き、柊鰯などの風習があります。新たに迎える春には、たくさんの福がきてくれるように願い、恵方巻きを食べたり「鬼は外、福は内」と豆まきをしたりするご家庭もあるのではないでしょうか。
さて、「笑い」にも福を呼び込む力があります。「笑う門には福来る」とのことわざにもありますが、笑いは自分の気持ちを朗らかにし明るくしてくれます。また、周りの人も自然と笑顔になれます。人は笑うことによって脳内にエンドルフィン、ドーパミン、セロトニンといったホルモンが分泌されるそうです。エンドルフィンは多幸感を、ドーパミンはやる気やプラス思考を、セロトニンは心地よさや穏やかさを、生み出してくれるホルモンだそうです。また、ドーパミンの分泌によりストレスに関連したホルモンの分泌が抑えられ、ストレスが軽減されるそうです。笑いで脳内に分泌されるホルモンにより心の安定、脳の活性化、血行促進筋力アップ、ストレス軽減などが図られ、まさに「笑う門には福来る」です。
一方、涙にはストレスに関連したホルモンが含まれており、涙を流すことでその量をコントロールしているそうです。人にとって「笑う、泣く」などの感情表現が心の安定を図る上で大切なのですね。コロナ禍で何だかもやもやした気分を吹き飛ばすために、腹を抱えて思い切り笑いたいですね。感動して涙を流したいですね。せめて笑顔は絶やさないように・・・。