輝く瞳 見つけた

2017年5月31日 16時00分

 毎朝の楽しみは、登校する児童と交わすあいさつです。児童会企画委員会に加え、たくさんのボランティア児童があいさつ運動に参加しています。玄関前では「おはようございます」が響き渡っています。帰りに届けてくれる「先生、さようなら」のあいさつにも心が温かくなります。「あいさつは心をつなぐ」という言葉を実感しています。 
 毎日の掃除を黙って行う「黙働」もがんばっています。時々、全校で校庭の草取りをします。全校児童が黙々と草取り作業に励む姿を見てうれしくなります。「そうじは心を磨く」という言葉が好きです。
 先日の防災訓練(火事を想定)では、全校児童が黙って避難し集合できました。特に初めて参加した1年生の整然とした行動には、消防署の方も感心されました。
 5月初旬の修学旅行では、6年生の「輝く瞳」を見つけました。意欲的に学ぶ態度。特に神山天文台での意欲的な反応や質問に感心しました。素早い行動。特に、集合写真の撮影に集まる早さに驚きました。バスレク係さんのリードで盛り上がったバスの車中。帰りのバスでも元気いっぱいの6年生でした。
 郡家東小学校は、「特別活動」に力を入れています。温かい人間関係でつながる集団づくりを進めています。児童は、自分たちでよりよい学級生活、学校生活をつくろうと頑張っています。自分のよさを生かし、みんなのために進んで行動するのです。そこでは、「ありがとう」と感謝の気持ちが生まれ、役に立つ喜びを味わいます。そして、生き生きと生活する「輝く瞳」の児童をたくさん見つけることができます。

     校長  安住 順一