PBL「プロジェクト型課題解決型学習」の授業(電子機械科)

2023年3月20日 09時00分

電子機械科3年生の、教科工業の授業科目「電子計測制御」の中で、PBLの授業を実施しました。

PBLとは、「プロジェクト型課題解決型学習」(Problem-based Learning)です。知識の暗記などの生徒の受動的な学習ではなく、自ら課題(問題)を発見し解決する能力を養うことを目的とした学習です。

電子計測制御のセンサの学習の中で、「農業のための IoT 製品のプレゼンテーション」というテーマを立て、センサを活用することで農業はどう便利になるか等を探究的に学習しました。

学習は学校内にとどまることなく、学校外の合同会社ヴォール 代表 髙濱怜さんと、苺工房とみハウス 富本哲郎さんに協力していただき、社会とのつながりを持ちながら進めました。

実社会の大人とリアルなつながりを持つことによって、先生ではない大人の「働く」という価値観や、学び続けるという姿に直接触れることができることで、とても有益な学びとなりました。

詳細→ PBL実践例鳥取湖陵高校(電子機械科).pdf

授業の様子は→ 校内公開授業「電子計測制御」(PBL(プロジェクト型学習)の一環)

企業・施設見学を実施しました(電子機械科)

 企業・施設見学を実施しました
電子機械科

 11月10日(火)に、鳥取県の中部地区の企業・施設見学を1年電子機械科の生徒対象に実施し、鳥取県立産業人材育成センター倉吉校、青山剛昌ふるさと館、オムロンスイッチアンドデバイス株式会社 倉吉事業所の3カ所を見学させて頂きました。
 本科に関わりの深い学校・企業の施設・設備を見学することにより、授業で学習する内容、先端技術の実際を学ぶとともに、進路目標の参考とすることや、身近な芸術文化に触れることにより、豊かな心や感性、創造性やコミュニケーション能力を育むことを目的として実施しました。
 生徒たちは中国地方で1台しかない、金属3Dプリンタを用いた加工の様子に歓声を上げたり、郷土出身の漫画家青山剛昌氏の原画に見入ったり、実習でも用いているマイクロスイッチの製造工程を興味深く、真剣に見学しました。
 お忙しいところ、ご対応頂きました企業・施設等の皆様には大変お世話になりました。

・鳥取県立産業人材育成センター倉吉校
測量体験                                   

金属3Dプリンタの見学


・青山剛昌ふるさと館
青山先生の作業机

見学の様子


・オムロンスイッチアンドデバイス株式会社 倉吉事業所
生産品展示の見学

生産工程の見学

品質管理検定(QC検定)の結果について

品質管理検定(QC検定)の結果について

電子機械科

 9月6日(日)に開催された、第20回品質管理検定(QC検定)試験4級において、本校2年電子機械科の生徒11名が受験し全員合格いたしました。(第20回の4級にかかる19歳以下の者の合格率は88.6%でした。)
 電子機械科では、夏期休業中の8月17日(月)より直前対策講座を開始しました。指導担当の職員も、8月上旬に大阪市で開催された公益社団法人全国工業高等学校長協会 夏季講習会「品質管理基礎講座(QC検定3級レベル)」を受講して、品質管理にかかる最新の動向や知識の研修に取り組んでいます。
 合格した生徒は、来年3月20日(日)に実施される第21回の試験で3級合格を目指し頑張っています。

・合格者の皆さん


~品質管理検定とは~
 
 品質管理検定(QC検定)は、品質管理に関する知識をどの程度持っているかを全国で筆記試験を行って客観的に評価を行うものです。
 日本のほとんどの企業では、品質管理が実施されています。この品質管理を実施するためには、そこで働く人々の品質管理に関する意識、能力、改善能力が重要です。この品質管理能力、改善能力といった能力を発揮するためには、品質管理の知識だけでなく、個人のリーダーシップ力やモチベーション、それらを引き出す組織体制などといった多くの要素が関係します。しかし、一番の基本となるのは品質管理に関する知識であることは事実です。
 また、品質管理の知識といってもどのような問題を解決するのか、によって必要となる知識は異なります。そこで「QC検定」では、企業においてどのような仕事をされているか(これからするか)、その仕事において品質管理、改善を実施するレベルはどれくらいか、そしてその管理・改善をするためにどれくらいの知識が必要であるかにより四つの級が設定されています。

湖東中学校文化祭に作品展示を行いました

湖東中学校文化祭に作品展示を行いました

電子機械科


 10月30日(金)、31日(土)に鳥取市立湖東中学校で行われた文化祭に、電子機械科をはじめ本校各科が、生徒の活動をわかりやすく紹介したパネルや、課題研究などの生徒作品の展示を行いました。
 電子機械科の展示では、砂丘イリュージョンに出展するために制作した動物のLEDイルミネーションや、LEDを用いた電光掲示板、ハンドベル自動演奏装置の展示を行いました。30日(金)の生徒向け作品展示では、本校職員による自動演奏楽器の実演を行い、多くの生徒から「すごい!」との声が聞かれました。この様子は湖東中学校のホームページにも紹介されています。
https://torikyo.osws.jp/koto-j/

・本校の展示ブース



・電子機械科の展示

・生徒の鑑賞の様子


3年電子機械科 就職講話を行いました

3年電子機械科 就職講話を行いました

電子機械科

 高校生の就職試験解禁を前日に控えた、9月15日(火)に3年電子機械科の生徒を対象に就職講話を行いました。上原正樹副校長、伊吹圭司キャリアアドバイザーより、就職試験に臨む心構え等についてお話いただきました。
 上原副校長は、前任校での進路指導主事時代の経験談や、伊吹キャリアアドバイザーは就職支援の専門家としてお話しをいただきました。生徒も真剣に話を聞き、明日からはじまる就職試験に向けた緊張感を感じました。
 就職試験では実力を出し切ってくれるものと期待しています。

・上原副校長による講話


・伊吹キャリアアドバイザーによる講話

2年電子機械科コース別実習を開始しました

2年電子機械科コース別実習を開始しました

電子機械科


 1年生で開講されている工業技術基礎および2年生前期までの実習の内容は、工業学科の生徒として必要不可欠とされる知識や技術について学習してきましたが、9月4日(金)より機械技術コース・電子技術コースに分かれた専攻実習を開始しました。
 今後の実習では、より専門性の深化をはかるとともに、数値制御プログラムによる金属加工など、地域の産業に必要な知識や技術を実習テーマとして組み込み、地域のものづくり産業で活躍できる人材育成を目指しています。


電気・電子計測実習

電気工事実習

旋盤実習

NC旋盤・ワイヤーカット実習

 

レーザー加工実習装置講習会を実施しました

ーザー加工実習装置講習会を実施しました


電子機械科


 始業式前日の8月26日(水)に、兵庫県神戸市に本社があるコムネット株式会社より、中谷優一さんを講師として迎え、レーザー加工実習装置の職員講習会を開催しました。
 このレーザー加工実習装置は、電子機械科の実習用に導入されたものです。この装置に興味のある他学科の先生方も参加され、熱心にメモを取ったり、質問をしたり、とても充実した研修になりました。
 電子機械科では、先日開催された中学生体験入学でも、このレーザー加工機の実演を行いました。また、本日の講習会の内容を、今年度2学期以降に生徒の実習に取り入れていく予定になっています。


~レーザー加工実習装置とは~
 学校教育用のレーザー加工機のことをいう。
 レーザー光を切削や切断加工に利用することで、従来の刃物や切削器具を用いても不可能な機械加工を行う用途で開発された工作機械である。
 刃物など、接触する部位を使わないので接触部分の摩耗・劣化といった消耗部品の交換が不要であり、また接触せず加工するため加工時に加工材が応力・圧力による変形をせず、画像処理ソフトウェアと連動しデータをそのまま加工機に転送することで従来必ず必要であった型や鋳型の作成工程そのものが不要となり、多品種の加工が可能となっている。
 ものづくりに関わる多くの企業で導入されている。


品質管理検定(QC検定)対策講座を開始しました

品質管理検定(QC検定)対策講座を開始しました


 9月6日(日)に開催される、第20回品質管理検定(QC検定)試験の合格に向けて、電子機械科では8月17日(月)より直前対策講座を開始しました。
 講師担当の先生は、8月上旬に大阪市で開催された公益社団法人全国工業高等学校長協会 夏季講習会「品質管理基礎講座(QC検定3級レベル)」を受講し、品質管理にかかる最新の動向を早速生徒に還元していただいています。

~品質管理検定とは~
 
 品質管理検定(QC検定)は、品質管理に関する知識をどの程度持っているかを全国で筆記試験を行って客観的に評価を行うものです。
 日本のほとんどの企業では、品質管理が実施されています。この品質管理を実施するためには、そこで働く人々の品質管理に関する意識、能力、改善能力が重要です。この品質管理能力、改善能力といった能力を発揮するためには、品質管理の知識だけでなく、個人のリーダーシップ力やモチベーション、それらを引き出す組織体制などといった多くの要素が関係します。しかし、一番の基本となるのは品質管理に関する知識であることは事実です。
 また、品質管理の知識といってもどのような問題を解決するのか、によって必要となる知識は異なります。そこで「QC検定」では、企業においてどのような仕事をされているか(これからするか)、その仕事において品質管理、改善を実施するレベルはどれくらいか、そしてその管理・改善をするためにどれくらいの知識が必要であるかにより四つの級が設定されています。

「WRO Japan in EHIME2015 中四国高校生予選会」大会結果

「WRO Japan in EHIME2015 中四国高校生予選会」大会結果


 8月2日(日)に愛媛県松山市の河原医療大学校で開催された表記の大会に、本校電子機械科の課題研究でLEGOロボット班として活動している3年生2チームが出場しました。
 今年度の課題は4色に色分けされた山の山頂に、同色のブロックを置くという課題でした。
 4月からコース試作、ロボット製作に取りかかり、3ヶ月間という準備の短さもあり、十分な研究もできないままの参加となりました。今後は1年生から積み上げる形で取組ができたらよいと思いました。
 また、11月には「鳥取砂丘こどもの国」で県内のエキシビジョン大会を開催される予定です。今後はその大会に向け頑張りたいと思います。


参加: 2チーム(鳥取湖陵A、鳥取湖陵B)
結果: 上位大会出場ならず(優勝1チームが全国大会出場、今回は全18チーム参加)
    鳥取湖陵A 1走目:車検不通過、2走目:得点10点
    鳥取湖陵B 1走目:0点、2走目:10点


本年度の課題について
http://www.wroj-ehime.org/dl/wroj-ehime2015-rule.pdf

上位大会ホームページ WRO Japan
http://www.wroj.org/2015/


・今年度の課題は「山」。年々課題が難しくなっています。



・チームで協力してロボットを組み立て、プログラムを打ち込みます。



・競技中は真剣です



・大会終了後に記念写真撮影


「WRO Japan in EHIME2015 中四国高校生予選会」に出場します

「WRO Japan in EHIME2015 中四国高校生予選会」に出場します



 来る8月2日(日)に愛媛県松山市の河原医療大学校を会場に開催される表記の大会に本校電子機械科の課題研究LEGOロボット班の3年生6名2チームが出場します。
 選手たちは、3年生になって本格的にLEGOロボットに関わっている素人集団であり、また顧問もLEGOロボットのレの字も知らないど素人ですが、夏休み中も皆が毎日登校して何とか手探りでここまでやってきました。
 少しでもその成果が発揮できるよう、選手一同、精一杯がんばりますので応援をお願いします。

・左から鳥取湖陵Aチーム3名、鳥取湖陵Bチーム3名


・鳥取湖陵BチームのLEGOロボット




さじアストロパーク「星まつり」に参加しました

さじアストロパーク「星まつり」に参加しました


 電子機械科が実施している、地域への貢献活動の一環として、7月25日(土)に鳥取市さじアストロパークで開催された、「第22回 星まつり」に鳥取大学、鳥取環境大学の学生スタッフと共に4名の生徒が参加しました。本校ブースでは生徒作品の展示・実演で「ハンドベル自動演奏装置」を出展いたしました。
 当日は小さな子供から、お年寄りまで、大勢の方に興味を持って見ていただきました。質問には生徒がテキパキと答えていました。ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。


・設営作業をしています

・お客様がお見えになりました

・薄暗くなり天体観測の準備が始まりました

・月がとってもきれいに見えました


お知らせ

 「星まつり」へ出展します



 電子機械科が実施している、地域への貢献活動の一環として、7月25日(土)にさじアストロパークで実施される「第22回 星まつり」へ本科生徒作品の「ハンドベル自動演奏装置」を出展します。電子機械科の生徒4名も参加予定で、当日は「星」にちなんだ曲のハンドベル自動演奏を披露いたします。ぜひご来場ください。
  開催日:平成27年7月25日(土)
  時 間:16:00~21:00
  会 場:鳥取市さじアストロパーク(鳥取市佐治町高山)
  ※詳細はホームページ等でご確認ください
   http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1425466200201/index.html




お知らせ

 社会人講師による技能検定指導を開始しました

 8月上旬に実施される技能検定(普通旋盤3級、電子機器組立3級)合格に向け、「とっとりマイスター」に認定された2名の高度熟練技能者を招いて指導を受ける鳥取湖陵高校電子機械科「スペシャリスト育成事業~チャレンジ資格~」を7月15日(水)から7月30日(木)まで実施しています。
 受講する生徒は、それぞれの部門に分かれ指導を受け、講師の先生の手本を見ながら真剣に取り組んでいます。

(電子機器組立)
 講師:小椋 良一 先生(鳥取メカシステム株式会社)

  


(普通旋盤) 
 講師:中川 寿男 先生(神鋼機器工業株式会社)
  
 
※とっとりマイスターとは
 鳥取県では、高度熟練技能者の社会的評価を高め、その技能を尊重し継承する社会的機運を醸成していくことを目的に、平成10年から本県製造業の基盤となる職種において優れた技能・技術を有し、後継者育成に意欲のある者を「鳥取県高度熟練技能者(とっとりマイスター)」として認定しています。

お知らせ

中学校出前授業

模型自動車を用いた自動車工学の基礎

                               電子機械科

623日(火)に鳥取市立南中学校で、出前授業を行ってきました。

今回は、「設計」をキーワードとして実験を行いました。副題として「RCカーを走らせてその動きから自動車の設計要素を感じよう。」をテーマにし、工業的要素とその働きを体験してもらいました。

実験のポイント

  RCカーを走らせて、コントロールしやすくする要素を見つける。

  設計の機械的要素である車体の重心・荷重のかかり方・駆動力の伝わり方が、ショックユニットのセッティングによりどう変化するかを確認する。

  設計の電気的要素であるモーターのコイルの巻き数を変更することでモーターの回転数や力の伝わり方がどう変化するかを確認する。

○授業では、まず自動車の設計についての概要を説明しました。

写真1 実験概要の説明

○実際にRCカーを操作して、その走行性を確かめて、サスペンションとモーターの調整を行います。

写真2 走行性の確認(上)と車体の調整(下)

写真3 調整後の走行(左)と生徒からの謝辞(右)

今回の体験と授業で、工業技術について「楽しさ」が伝わればよいと思いました。

 実際に体験してもらうと、時間を忘れてRCカーを走行させたり、調整後の変化を確認したりと、とても熱心に取り組んでもらえました。

 南中生徒さんの終わりのあいさつの中で、「モーターのコイルの巻き数の違いで、スピードが変わることを知りました。」という内容があり、少しでも授業の中身が伝わったのだなと思いました。

 今後もこういった機会をとらえて興味を持てる体験の場を提供したいと考えます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

お知らせ

平成27年度 「第19回 因幡の手づくりまつり」に出展しました

 6月13日(土)に鳥取市の智頭街道商店街で開催された「因幡の手づくりまつり」<「因幡の手づくりまつり」実行委員会 代表 土井康作 氏(鳥取大学地域学部教授)> に出展し、電子機械科2年生4名が子どもたちにものづくりを指導する活動に参加しました。
 当日は30度を超える暑さの中、子供たちが本校のブースを訪れ、高校生のお兄さんの指導のもと半田ごてを器用に使い「LEDランタン」を作成しました。その様子は、当日午後6時50分の山陰放送ニュースで放送されました。

 

 

 

 


◎本校ブース一番乗りは某先生のお子さん       ◎テレビ局が取材にやってきました

 

 

 


◎一時は20分待ち                    ◎最後にスタッフ全員で記念写真

 

お知らせ

  平成27年度 「第19回 因幡の手づくりまつり」に出展します
                                       
 来る6月13日(土)、鳥取市智頭街道商店街および五臓圓ビルで行われる、「因幡の手づくりまつり」(主催「因幡の手づくりまつり」実行委員会 <代表 土井康作 氏(鳥取大学地域学部教授)>)に出展し、電子機械科2年生4名が、子どもたちにものづくりを指導する活動を行います。
 本校のブースではLEDランタンを作成します。現在、講師を務める生徒が、当日のために材料の加工やなどの準備をしています。
 多くの皆様にお越しいただくことを楽しみにしています。

  日時:平成27年6月13日(土) 午前10時~午後3時30分
  会場:智頭街道商店街&五臓圓ビル

詳細については「因幡の手づくりまつり」ホームページをご覧ください。
http://www.geocities.jp/tedukuri_project/

準備の様子

 

LEDランタン