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～たくましく生きる力を育むために、今、私たちができること～

高校時代は、子どものころから持ち続けた夢を実現するために、
自ら「志」を立て、「志」を育み、「志」を磨く時期であって欲しいと思います。
「志」とは、人生において、己のためだけでなく多くの人々のために、
そして、世の中のために、大切な何かを成し遂げようとする決意です。
広い視野に立って日本の将来と国際社会の発展に寄与する人材を育成するためには、
豊かに生きる力の根源となる「志」の確立が大切です。
次代を担う子どもたちに今求められるのは、未来を生き抜く基礎力です。
しっかりと地に足をつけた力が育まれ、はじめて「志」も具体化します。
明治維新の地、この山口での大会から「志」の持つ意味の深さと
人生において最も重要であることを再認識させられたような気がします。
高校生が社会の一員として広い視野に立ち、自分の夢を成し遂げられるように、
私たち大人の役割を確認し合いましょう。

吉田松陰の言葉に、
「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。」
親から子へ伝えたい言葉です。