2月3日(土)本校機械加工実習室を会場に普通旋盤作業の実技試験が実施されました。受験したのは機械科の生徒3名(2年生1名、1年生2名)でした。2時間で2つの部品を完成させる試験で、加工精度は最も厳しい部分で0.05mmの範囲で仕上げなければなりません。この範囲を外れると減点となります。
受験した生徒は、12月から試験日までの2か月間、ほぼ毎日(放課後、休日、冬休み)2時間から3時間を実技練習に充ててきました。鳥取県職業能力開発協会の協力により、技能士の西村清さんに10日間にわたり技能指導していただくなかで、当初は、作品完成まで6時間以上の時間がかかっていた生徒も指導のおかげで時間内に完成させることができるようになりました。合格という結果で恩返しができればと思います。
学科試験は2月4日(日)に県庁で行われ、合格発表は3月16日(金)となっております。

審査員からの事前説明 支給された材料(左)と完成した実技課題(右)
手際よく作業を進める受験者 試験に向けた技能指導は西村さんにお世話になりました
機械科1年生が2月27日に株式会社明治製作所の見学を行いました。
実際の製造現場を見学することで作業安全への意識や専門知識の必要性などを学ぶとともに、卒業後の進路についての意識を高めることをねらいとして実施しました。
当日は会社の概要説明と製造現場の見学、生徒からの質問の順に約2時間の見学でした。

鍛造工程に必要な金型の説明 プレス・ハンマーによる鍛造現場の見学
生徒は鍛造現場に響く音と振動に驚きながらも、実際に作業しておられる社員の姿を見て、働くことの大変さを感じていました。
この見学を今後の学習活動や進路選択に活かしていきたいと思います。