工業学科機械科

■学科の概要


 工業の中心となる機械系の学習を通して、工業のさまざまな分野で働ける人材の育成を目指しています。

 特に、実習・課題研究などの実技を伴う科目において、ものづくりを体験することで、
 機械屋的な感覚を身につけた技能者を育てることに重点を置いています。

 ◇目標とする専門能力や技術・技能レベル:
  機械製図を読み書き能力や機械工作法、機械設計法、材料学、計測・制御法、電気基礎など、
  工業技術全般の基礎を習得し、機械加工、溶接、計測などの基本的な技能を身に付けていくことです

■学習内容

 教科名 教 科 内 容
 情報技術基礎コンピュータに関して学習します。学習言語はC言語。
 機械製図機械図面について基礎的な知識と技術について学習します。
 機械実習各種工作機械を使用して加工方法や技術を修得します。
 機械工作様々な材料や工作機械について学習します。
 機械設計機械に働く力や材料の強さについて学習します。
 原動機流体力学、熱力学、内燃機関(エンジン)について学習します。
 電子機械コンピュータによる各種制御方法について学習します。
 課題研究ものづくりなど生徒が研究テーマを設定し自発的に課題に取り組みます。
 自動車工学自動車の構造やエンジン、自動車に関する電気・電子技術について学ぶ。

■取得可能な資格

 ■ 機械製図検定  
 ■ 基礎製図検定
 ■ 技能検定3級機械加工(普通旋盤作業)
 ■ ガス溶接技能者
 ■ 危険物取扱者
 ■ ボイラー技士2級
 ■ 品質管理検定4級
 ■ 情報技術検定3級
 ■ 計算技術検定3級・4級

学科の行事など

ようこそ高校へ

2021年3月4日 12時16分


3月3日(水)2,3限に進路学習会「ようこそ高校へ」が行われました。
講師は元BASE8823店長の山村さんにお越しいただき、いろいろなお話を聞かせていただきました。



山村さんの自己紹介から始まり、バイクを通して鳥取の良さや隼駅祭りのことについて詳しくお話を伺うことができました。山村さんのお話を聞いてこれから学校生活を頑張ろうと思った人や自分たちがまだ知らない鳥取の良さを改めて知れてうれしかったと思う生徒もいたと思います。実際にバイクにまたがらせてもらえた生徒は「隼」のすごさを体感できたのではないでしょうか。とても楽しくも充実した時間をありがとうございました。
受講した生徒はこの学習会をしっかりと活かして学校生活での取り組みに頑張っていきましょう。

機械科 先輩に学ぶ

2021年3月3日 18時59分

日時:令和3年3月3日
企業:パドックⅢ

機械科の卒業生を講師としてお招きし、機械科1・2年生に学生時代の話や
バイクと関わっての体験談などお話しいただきました。
 
           興味深々に聞いていました!!
 
         近くで聞くエンジン音に驚いていました。

今回のお話しを聞いて将来の進路先や働くイメージができたのではないかと
思われます。ありがとうございました。

旋盤4つ爪単動チャックの心出し方法を学びました

2021年2月25日 20時02分


 2月24日(水)5・6限、「機械加工実践」を選択している10名の生徒が、4つ爪による材料の取付と心出作業の手順を学びました。
 講師に「神鋼機器工業株式会社」の植田健斗さんをお招きし、植田さんから作業の流れの説明をうけた後、3台の旋盤に分かれて学習をしました。

   
    まずは作業の流れの説明をうけます          ひとつひとつ丁寧に説明していただきました
 
   
   3つのグループに分かれ心出しに挑戦です        ダイヤルゲージを使い精度の確認をします

 初めはハンドルの締め付ける力の加減が分からず悪戦苦闘していましたが、徐々にコツをつかみスムーズにできるようになりました。加工技術の幅が広がったと思います。ご多忙にもかかわらす指導していただきましたことに感謝申し上げます。

機械科1年生・2年生 「企業見学」

2021年2月25日 09時18分


2月22日(月)及び2月24日(水) 企業見学を行いました。

22日は、機械科1年生が「株式会社寺方工作所」へ訪問し、工場内を見学させていただきました。


     初めて知ることに興味津々!?                               最後はみんなで記念撮影!!

24日は、機械科2年生が「株式会社明治製作所」及び「株式会社テクノメタル」へ見学に伺わせていただきました。


   大きなプレス機にびっくり!!       切削加工が終了した製品も見せていただきました

1年生も2年生も初めての企業見学。大きなプレス機にびっくりしたり、繊細な加工工程に感動したりと1人1人が興味を持った様子が見受けられました。
普段行っている実習とは異なる実際の生産現場を見て今後の進路への参考にもなったのではないでしょうか。
今回の見学を活かして、今後の学校生活の頑張りに期待します。
見学させていただいた企業の皆様方ご協力いただきありがとうございました。

課題研究発表会

2021年1月19日 17時26分


1月19日(火) 機械科の課題研究発表会が行われました。

3年生がこの1年間の成果を発表してくれました。
「おっ?」と思うような発表内容から、実用的なものを制作した発表まであり3年生の頑張りが見られた課題研究発表となりました。
また鳥取大学 准教授 森川修先生に講評いただきとても的確なアドバイスをいただきました。3年生も、1,2年生も今回の課題研究発表会で学んだこともあると思いますので今後に役立ててくれたらと思います。



中部ハイスクールフォーラム2019へ参加しました

2020年1月6日 12時35分

 12月22日(日)倉吉未来中心で開催された「中部ハイスクールフォーラム2019」へ参加しました。中部地区の各高校がそれぞれの学校の特色ある取り組みについて報告するフォーラムです。会場には中学生・高校生のほか教育関係者や一般の方々の多くの参加がありました。
 本校からは機械科が「地域の要望に応えるものづくり」というテーマで活動報告を行いました。
内容は、本年度取り組んだ「調理器具乾燥棚の製作」、昨年度の「ピタゴラチックやってみた」、「ドローンを使った地域のPR」で、いずれも課題研究での取り組みです。動画などを使いわかりやすく発表しました。
  
発表したのは石原君(左)、松田君、山崎君の3名です。 会場全体の様子です。多くの方に来ていただきました。
本校公式instagramFacebookに動画を投稿しています。こちらもぜひご覧ください。

技能検定3級(旋盤作業)練習再開

2020年1月6日 11時46分

 機械系の国家資格である技能検定3級(旋盤作業)合格に向けて練習を再開しました。年末年始は練習を中断していましたが、新年は1月5日から練習を始めています。
2月上旬に行われる実技試験に向けて11月末から練習を始めましたが、今回は14名が受検を希望し、旋盤の台数が足りないため2班に分かれ交互に練習に取り組んでいます。
本番に向けて正確な作業とスピードアップを目指しています。

   
         練習に励む機械科1年生たち

 

地域に貢献 調理器具用乾燥棚を作りました!

2019年9月17日 12時47分

 9月13日(金)上北条公民館にて、「調理器具乾燥棚」の引渡し式を行いました。
 上北条地区社会福祉協議会の給食ボランディアで弁当を作る際の鍋などを乾燥させていた棚が老朽化により使用できなくなったため、本校機械科3年生に製作依頼がありました。課題研究「要望に応えるものづくり」をテーマとした研究班8名は、棚の間隔、使い方、工夫してほしい点など細かな要望を聞き、6月から製作に取りかかりました。夏休み中に試作品を使用していただき、その後、改善したものを引き渡しました。式では、一人ずつ苦労した点などを語り、工夫したところなどを説明しました。

  
                      引渡し式での様子

(生徒のコメント)
 ・「軽いがグラつかない、錆びない、移動しやすい」を条件とし完成させました。
  長く使ってもらいたいです。
 ・自分たちが地域に貢献出来てとても嬉しいし、いい経験になりました。
 ・卒業後も地域に貢献できるような人になりたいです。

   
       工夫したところの説明                 調理室に収まりました

第3回ブリッジコンテスト

2019年7月27日 16時17分


 今年度もブリッジコンテストを開催しました。生徒たちが自由な発想のもと作成し強度試験を行いました。


班員で協力して作業をしている様子です。
どのような橋が強いのか悩みつつも頑張って作成していました。

こちらは優勝した1班の皆さんです。橋という概念にとらわれず見事なものを作成しました。
結果20.3kgもの重量に耐えきりました。

他の班も様々な工夫を凝らし試験に臨みました。
楽しみつつも班員全員で協力して一つのものを作り上げる達成感を感じることができたのではないでしょうか。
コンテストはまたどこかで行われるかもしれません。
次回もさらなる工夫を凝らした驚きの作品に出合えることを楽しみに待っています。

機械科実習室に安全のための通路線を引きました

2019年5月30日 15時55分

 機械科3年生が実習室内の通路線を引きました。これまでも工場内の機械と機械の間の通路を示す線はありましたが、年数が経ち消えかけていました。当日は多くの生徒が県総体へ参加していて少ない人数での作業となりましたが、工場内には鮮やかな通路が復活しました。

  
   作業中の様子です。まずはマスキングテープで線の位置を決め、みんなで協力して線を塗りました。

  
        消えかけていた通路線                 新しくなった通路線

 これからも安全な作業に心掛けながら実習に取り組みたいと思います。